挫折しないでよかった!! GIU 2年間継続した結果を公開します
English Grammar in Useでやり直し英語を始めて2年が経過します。どの程度実施できたのか、またわたし自身が4歳の娘とやり直し英語をしたり、オンライン英会話でレッスンを受けたりもしているので、その記録をしていこうと思います。
結論から言えば、挫折しないでめっちゃよかったです!! 途中でやめていたらもったいないと感じたくらいです。英語初級者はまず1周でもいいから自分のレベルにぴったりのGIUで満遍なく文法もやってみたら良いと思います。
GIUはレッド、ブルー、グリーンの3種類があります。そこにイギリス英語版とアメリカ英語版があります。購入の際は最新版をおすすめします。2023年現時点では5th editionが最新版です。
過去のGIUの記事はこちらからどうぞ
CEFR A1, A2レベルの場合はレッドがおすすめです
CEFR B1, B2レベルの場合はブルーがおすすめです
脳外OTママのGIU開始前の英語レベルは?
GIUはどの程度実施できたのか?
最初の1年半はGIUのブルーをやってきました。稀にやれない日がありながらも挫折せずに続けてきました。
レッドは初級の内容がどの程度のものなのか、今のレベルだったらどの程度理解できているかということを明らかにしたいと思ったこともあり、挑戦しました。レッドは1日に2Unit進める場合もあったりして、スムースに終了しました。わからない単語もほぼなく、文法も基本的なところはしっかり入っていました。GIUのブルーをやってきたことと、娘とのおうち英語でディズニー英語システムを活用してきたことが活きているように思います。
また、アウトプットの側面でもレッドの内容を駆使しながら、自分が伝えたいことが簡単な表現ではあるものの相手に伝わるようになってきました。ネイティブキャンプでオンライン英会話に挑戦したことや、娘と語りかけをやってきよかったと思います。アウトプットの機会が定期的にあることが大切だと感じました。
GIUの1Unitにかかる所要時間の変化は?
最初の1回目は1時間ほどかけて解説を読んで、エクササイズを解いていました。ほぼ知識のない状態からスタートしたので間違いもするし、まず解説の内容がすんなり理解できなかったです。翻訳でわからない単語を調べながら進めていました。
わからないことが多くて最初はしんどかったです。
しかし、2周目では解説は読むだけで内容を理解でき、エクササイズも並べ替えや選択式は書くこともなく回答できるようになっていました。所要時間は15-20分に短縮しました。だから負担はあまりなかったです。
あまり時間をかけられないというときは
など切りよく分割してやることもできるので、使いやすいと感じています。
1日1Unitとしなくても、継続してできればいいわけで、このように分割してできるテキストは忙しいひとの英語学習にも向いているように感じます。
英語が上達したいと思えたのは娘のおかげ
モチベーションを最大限に維持できたのは、娘の英語でのアウトプットが増えてきた時期に、自身のやり直し英語も並行して進められたということが大きいと思います。
「学ぶ」→「使う」→「バリエーションを増やす」
のサイクルでひたすら回していました。
長文の絵本を読むのも苦痛ではなくなったし、今なら医学論文もざっと内容を理解するくらいならできそうです。
文法を学んだことで、より英語の構造の理解が深まり、文の区切りがわかるようになり、内容の理解も深まったのでしょうね。
ゆくゆく娘も長い文章の絵本や書籍に挑戦していくと思います。そんなとき、一緒に読めたらいいなと感じているので、引き続き「英語」を「英語」で学ぶ、楽しむということはしていきたいと思っています。
オンライン英会話で成長を実感
最初のオンライン英会話のレッスンは慣らしの目的で日本人講師の先生、しかも主人も受講させてもらっている先生にお願いしました。
それこそ始めの1回目は日本語でほぼ話していましたね。それ以降は、あらかじめお話ししたい内容を考えて、それを伝えられる部分は話して、わからなくなれば質問して問題を解決していきました。
丁寧に教えてくださる先生で、サポートも手厚いので本当に恵まれた状態でした。なかなか最初から相性の良い先生と出会うことは稀ですもんね。
こればかりは受講費を負担してくれている主人に感謝です。
わたしと主人はネイティブキャンプを利用しています。
ご興味のある方はこちらから詳細をご確認ください。
娘はグローバルステップアカデミーを利用しています。
こちらははじめての無料体験レッスンで使用できる紹介コードを配布しています。どうぞご自由に利用ください。
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気になるディズニー英語システムとの相性は?
ディズニー英語システム、ワールドワイドキッズともに正規会員で、それぞれの教材をひととおり目を通して、かつ教材に毎日触れながら遊んできました。
両者の教材ともに良さがあるのですが、その中でもディズニー英語システムのメソッドについては目を見張るものがありますね。
一言で言えば「連動」なのですが、BOOKと歌、カード、映像がそれぞれリンクするようになっているんですね。それから相互の色同士のリンクもありますね(ブルーで学んだことが次のレベルのグリーンでも出てくる)。
ストレートプレイの内容も文法のごく簡単な内容を理解するのによかったし、文法をGIUで学習していたことで、「どこでつまづきそうか」「どこが理解しにくそうか」などがわかり、そこを意識してインプットできるようになりましたね。
ステップバイステップやQ&Aはこれまで学んできた内容の復習ができますし、やることで語彙や表現の幅を増やすことができます。
また、ストーリーアンドソングについては歌のバージョンと朗読のバーションがあります。どちらも活用させていくと良いですね。大切な構文が一気に歌で理解できるようになります。
GIUをやっていると、さらにどこで混乱しそうかだけでなく、バリエーションや表現の幅を増やすこともできます。ディズニー英語システムのBOOKの内容を見るかぎり、もっとその学んだ構造を生かしてバリエーションを増やして、「使える」英語に成長させて行く必要があると感じます。何しろ計12冊のBOOKに大切なことがぎゅっと盛り込まれていますからね。GIUとの相性は良好だと思います。GIUで学んだことが、ディズニー英語システムでもふんだんに使われているのです。基本はきっちり含まれていますよ。
教材内容だけ理解できて、暗唱できるレベルでは「使える」英語とは言い難いですよね。厳しいけど、これが現実なのだと思います。
再開してみたいと思ったら…
数多くの例文とエクササイズがあるGIUです。Unit数もレッド、ブルーともにそれなりにあるので、テキストを手にとって重圧に負けてしまうこともあるかもしれません。あまり気負わずにできれば良いのですが、それでも負担に感じる場合、このテキストをどのように使ってみたら良いかということをひとつ提案してみたいと思います。
次の方法を試してみてはいかがでしょうか。すこし集中して取り組む必要はありますが時間のない方向けの方法だと思います。
①GIUの巻末にあるStudy guideを活用します。選択式の問題となっていますのでおそらく短時間で終了すると思います。右列にはSTUDY UNITが書かれています。誤答したUnitについては印をつけておきましょう。
②どの項目が苦手なのか分析していきます。
③どの文法が苦手かはっきり見えてきたらそのUnitの解説をしっかり読みます。GIUは端的に書かれています。おおよそ理解できたらと感じたら隣のExercisesもやってみましょう。
苦手な箇所は個々で違うと思いますが、私は現在ブルーのテキストでto不定詞・doingを集中的にやっています。好きなところから勧められるのもGIUの良いところです。完璧にやる必要はありません。
巻末のAppendixも活用していくと良いと思います。ここには時制とスペリング、動詞・助動詞、(イギリス版の場合は)アメリカ英語などの情報が簡潔に載っています。わたしは動詞の活用でわからなくなるとAppendixを頼りにしてます。
CEFR A1, A2レベルの場合はレッドがおすすめです
CEFR B1, B2レベルの場合はブルーがおすすめです
まとめ
ディズニー英語システムとも相性が抜群なのがGIUです。日本語の文法書とは違って、英語「で」英語を学ぶことができますので、必然的に英語を「読み」「理解する」ことに慣れていくことができるのも魅力ですね。
2年間実施してきてブルーについては3周目に突入しています。繰り返しやることで記憶に定着させ、使えるようになってきた文構造がたくさんあります。それから「読み」「理解する」ということにおいても、なぜこの文構造になっているのか腑に落ちやすくなりました。ディズニー英語システムをはじめおうち英語の教材も内容がすんなり入るようになってました。また、オンライン英会話の取り組みでも、フリーカンバセーションに挑戦できたりと、1年前、さらに2年前と比べると明らかに違うと感じています。
今回の記事では、挫折した方、忙しくて時間のない方、GIUのような文法書は苦手という方向けに「再開してみたいと思ったら…」という内容で、Study guideを活用した学習方法についても触れました。
ポイントは「完璧を求めすぎない」ということに尽きると思います。
それではまた次の記事でお会いしましょう。最後まで読んでくださりありがとうございます。
振り返れば最高にひどい!! 学生時代は文系だったはずなんだけど…。よく医療系に進めたなって思いますね。