「多い」を表すa lot, much, manyについて学ぶ
数量が多いことを表すa lot, much, manyの3つについて今回は取り上げます。
おそらく学生時代にここは学んだと思うのですが、やはり可算名詞・不可算名詞で自信のないということも起こり、娘との会話の中では無難なa lotを活用しています。
しかし、あらためて勉強してみて、これではいけないと思ったのです。
適切なタイミングで適切な使い方ができたら良いと感じたのでまとめていきます。
a lot, a lot ofの違い
まずはこちらのポイントをみていきましょう
「形容詞的」な使い方で「たくさんの」「多くの」という意味になる。可算名詞・不可算名詞どちらでも活用できる。
We bought a lot of food.(food=不可算名詞)
We bought a lot of books.(books=可算名詞)
形容詞的な使い方
John doesn’t have a lot of free time.
A lot of people speak Japanese.
副詞的な使い方
James has changed a lot.
James loves films. He goes to the cinema a lot.
こちらの表現だと、a lotがchangedを補足している感じになります。
名詞的な使い方
I know a lot about music.
a lotはknowの目的語になっている。名詞として扱われているパターン。
言葉の意味としては、数量が多いことを表しています。注意すべきは、3つパターンの使い方があることですね。
much, manyを比較しながら理解しよう
基本のルールは?
液体や物質など数えられないものの量が多い様子を名詞の頭につけて、その意味を付け足します。
椅子やリンゴなど数えられるものの数の多い様子を名詞の頭につけて、その意味を付け足します。
他にもこのようなポイントがあります
muchは質問文や否定文で用いることがあります。
Do you drink much coffee?
I don’t drink much coffee.
Paula doesn’t have much money.
We don’t have much time.
There wasn’t much snow last winter.
Do you know much about computers?
How much milk do you want in your coffee?
muchが肯定文で使われないシチュエーションのときは、前述のa lot ofを使えば良いです。
I drink a lot of coffee.
Paula have a lot of money.
It was a cold winter. We had a lot of snow.
Do you know any luggage? Yes, a lot.
so much, too much, as much asというかたちで使うこともある!
She has so much money.
I drank too much last night.
Work out as much as possible.
so muchは多いことをポジティブなこととして伝えることができます。
too muchは多いことをネガティブなこととして伝えることができます。
as much asはいくつか意味があります。同じだけの量という意味で使うこともあります。上記の例では、「可能な限りワークアウトを行います」ということを伝えています。As much asのあとに主語+動詞がくるのか、それとも形容詞がくるのかで意味が変わってきますね。
「名詞」で「たくさんの」「多くの」という意味になる。「副詞的」な使い方で「大変」「とても」という意味になる。