英語の5W1Hをマスターしよう!!

はじめに

5W1Hってどんなふうに習いましたか?

おそらく「疑問詞」と習ったのではないでしょうか。

  • what
  • where
  • who
  • when
  • why
  • how

これらは疑問文をつくるために用いられているわけではないですよね。

あたかも、疑問文を作るために存在していて、それは文頭にくる、という認識でいると、いつまでたってもこれらを使いこなすことは難しいでしょう。

今回の記事では、5W1Hについて詳しくみていきたいと思います。

英語の5W1Hの役割

5W1Hについて認識をあらためる

5W1Hについて、わたしは次のように考えをあらためました。

whatもの、事柄
where場所を示唆する
whoひと、人が誰かという情報を示唆する
when
why理由
how手段や方法、状態を示唆する
how many ○○○○の数
how much ○○○○の量
how longものや時間の長さ
how often頻度

5W1Hのやってしまいがちなミス

会話ではこんなパターンも「あり」です。

  • Your mother plays what sport?
  • Your mother plays tennis where?
  • Your mother is in which park?
  • Your mother is how old?
  • Your mother is very busy on what day?
  • Your mother is tired of doing what?

上記のパターンをオーソドックスなものに変えてみましょうか。

  • What sport does your mother play?
  • Where does your mother play tennis?
  • Which park is your mother is in?
  • How old is your mother?
  • On what day your mother is very busy?
  • What is your mother tired of doing?

こんなふうになりますね。

③のinと⑥のdoingはうっかりすると忘れてしまいそうですね。

ですから、オーソドックスな言い方にする前に、平叙文だとどのような構造になり、それが疑問文になるとどうなるのか、ということを理解する必要があるのだと思います。

ルルちゃん
ルルちゃん

このように書き出すと、とても処理に時間がかかりそうだよ…

慣れてくると前置詞や動名詞が抜けるというミスは減ってくると思うよ!

脳外OTママ
脳外OTママ

疑問文を作ってみよう

Q : What sport does your mother play?

A : My mother plays tennis.

Q : Where does your mother play tennis?

A : My mother plays tennis in the park.

Q : Which park is your mother is in?

A : My mother is in the South Park.

Q : How old is your mother?

A : My mother is 37 years old.

Q : On what day your mother is very busy?

A : My mother is very busy on Friday.

Q : What is your mother tired of doing?

A : My mother tired of doing the laundry.

Answerの下線部の要素が、what, where, which park, how old, on what dayと一緒の内容になります。

ポイント

英語は話し手が相手に伝えたいことを文頭に持ってくる性質があるので、

「わたしが質問したいことはコレ!!」

とすぐにわかりますね。

まとめ

「疑問詞」というのはひとまず忘れて、5W1Hをフル活用してみたいと思いませんでしたか?

これはオンライン英会話で日本人講師の先生と話していてアドバイスされたことです。

日本語とは違って、英語ではもっとも言いたいことが文頭にきています。それは何かを説明するときも、結論から言って、そのあと理由を述べるという流れがくまれています。

先生からは

「日本語でも(完全でなくても)しばらくこのような会話パターンにしてみるといいですよ」

というアドバイスをもらいました。

思惑としては、「英語の発想に慣れる」ということがあると思うのですが、日本人英語学習者にはこういう考え方や方法も「あり」だなと感じたのでした。

次回は代名詞についてやりましょう。