otherを使いこなしたい!!
さらに学習を進めていて、otherについてもうまく使えていないことに気づきました。
otherとthe other(s)とでは意味が違うということも気づきましたし、otherを使う形容詞、名詞のパターン、このほかotherが出てくる覚えたいフレーズも出てきました。
どのようにotherを使って説明しますか?
猫が好き? 犬が好き?
娘のクラスメートには猫が好きな友達たちと、犬が好きな友達たちがいます。
In my daughter’s classmate, some her friends like cats, some other her friends like dogs.
この表現であれば、数人いる娘のクラスメートのうち、猫が好きな友達と犬が好きな友達がいることが伝わりますね。クラスメート全員のことを言っているわけではないので、どちらも好きでない友達もいるのかな? と匂わせています。
次のようにthe other(s)を使って表現すればより具体的に伝えることができます。
In my daughter’s classmate, some her friends like cats, some other her friends like dogs, the others don’t.
the other(s)という表現
the other(s) : 「残り全部」という意味になる
theがついているので、それが誰・何であるのか特定している必要があります。
other 形容詞
otherは形容詞として、名詞を修飾することもあります。では、differentとどう違うのでしょうか?
このパターンは直後のcountry(名詞)を修飾しています。特定の国の数を指していないので、anyを使っています。
other 代名詞
単に今話に上がっている具体的な人以外の複数の人たちを指して、othersということがあります。
I invited some of my friends to the party, but others came along with them.
私は何人かの友達をパーティーに招待しましたが、他の友達も一緒に来ました。
覚えておきたいフレーズ
every other day / week / month / year
この表現で、1日おき、1週間おき、1月おき、1年おき、という頻度を表します。
この雑誌は1か月おきに刊行されます。
in other words
すでに述べた事柄を、相手によりよく理解してもらうために別の言い方でもう一度言うとき、その前置きとして使います。
「つまり」「言い換えれば」というニュアンスで使うことができます。
それをやっても時間の無駄だ。言い換えれば、お金をドブに捨てているようなものだ。
look the other way
あるものをあえて見ようとしないで、そのものから目を逸らすことをいいます。悪いことに対して使うようです。
わたしは見て見ぬふりをした。
きのうクラスでケンカがあった。だけどわたしたちの先生は見て見ぬ振りをして、なかったことにした。
other than something
「それ以外は」ということを表すことができます。
わたしの娘はジャガイモ以外のすべての野菜が嫌いです。
the other way around
ある物事や事情が立場的に反対である、あるいは立場そのものが逆であるということを言うときに使います。「反対だよ」「逆だよ」ということを表せます。
それは反対だよ。
ときどき薬剤は逆に働くこともある。
otherが使いこなせれば…
わたしがotherを学習してわかったのは、someなどの数量関係の単語と一緒に上手に使いこなせれば、細かいニュアンスまでを相手に伝えることができるということです。
学生時代は、このotherを「別の」「他の」という意味で理解していましたが、これだけでは使えていると言えなかったのだなということに気づかされました。
前半で説明したotherとthe other(s)の違いについて、冠詞のtheの理解とともに深め、使い分けられるようになるのが目標ですね。このほかにピックアップしたフレーズについても合わせて覚えて、使っていきたいと思います。
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今回の記事では、こちらをまとめていきます。