はじめに
前回のこのシリーズの動詞の記事はもう読みましたか?
こちらの記事では、ディズニー英語システムのグリーンCAPでマスターしたい動詞と使いかたについて書かれています。
わたしはディズニー英語システムのグリーンの動詞に着目して次のようにまとめました。
- 基本動詞がたくさん登場する
- 時制について
- 句動詞のパターン
- to不定詞、動名詞、助動詞
こんなふうに項目を挙げていました。
最後の項目のうちto不定詞と動名詞については、ライムに続くテーマになります。ですから、別記事にまとめた方が良さそうと判断して省略していました。
今回の記事では、動名詞 doing something に着目しています。
まだこのパターンはグリーンでは1か所でしか取り扱っていないのですけど、ライム、イエローCAP獲得に向けて必要な項目だと思ったので、わかりやすくまとめたいと思います。
それでははじめていきましょう!!
doing somethingとは?
ママ、doing somethingって苦手でしょ?
そうだね。すごく苦手だよ。グラマーの勉強していたときも、to do, doingはものすごい数のUnitで構成されていて、心が折れそうだったよ。
でも、考え方的にはシンプルでしょ?
こんなふうに考えれば、doing somethingも苦手意識を持たずに使えそうだよ。
doingは動詞ではありません
doingは動詞ではありません。
これは絶対に頭に入れておかなければならないことです。
playは動詞だけど、playingは動詞ではありません。
walkは動詞だけど、walkingは動詞ではありません。
もともと動詞であったものを違うものに変えて、文中で使うために-ingをつけています。
「名詞」について振り返ってみましょう
doingを学習する前にいま一度、「名詞」について振り返ってみましょう。
英語で「名詞」となるのはこのようなときでしたね。
doingはこれらのすべてのパターンになり得ます。
つまり、
ということです。
doingは単独で名詞にもなりますし、ほかの単語を引き連れてまとめて名詞になることもできます。
どうして「名詞」について振り返ったの?
それはね、doingを使ったこれらのパターンをひとつの「名詞」として文中で扱えるようになるためだよ。つまり、doingの「名詞」としての用法を身につけるための振り返りなの。
doing somethingの3つのパターンは?
doing somethingは次のようなパターンに変化します。
- 主語(動作の主体)になる場合
↪︎Reading makes me sleepy.
- 目的語になる場合
↪︎I started studying English two years ago.
- 前置詞のあとにくる場合
↪︎Aya improved her English by watching DVD.
ディズニー英語システムのグリーンではdoingをどんなふうに使っている?
ディズニー英語システムでは唯一、この場面でdoingが用いられています。こちらは目的語になるパターンですね。
So Mickey and Minnie start walking to the house.
グリーン Book6 ページ45
「ミッキーとミニーは建物に向かって歩き始める」と言う意味になりますね。
ここは動詞のstartだけでは意味が通じないので、walkをwalkingにして意味を補っています。
グリーンではBook5, 6を中心にto不定詞がたくさん取り扱われています。こちらも動詞に意味を「補う」ことを目的に使われています。今後、別記事にまとめる予定です。
一緒に覚えてしまいたいdoing somethingの使い方
doingが主語になる場合
doingが目的語になる場合
ここでピックアップされた動詞は単独では扱いにくいものばかりですね。それを補ってくれるのがdoingです。
doingが前置詞のあとにくる場合
interested in doing somethingはマスターしておきたい内容ですね。
まとめ
doing somethingについて主に英文法の振り返りもしながら学習しました。
ディズニー英語システムのグリーンのBookではそもそも扱われているのが1か所なんですけど、to不定詞と同じく、次のステップに進む上で覚えておくと良い内容について挙げました。
お子さんは、これらの用法を耳でインプットしながら、英語のルールを理解していくと思います。
もし語りかけを頑張ってみたいようであれば、この「補い」のニュアンスを理解して、お子さんにも働きかけられるとなお良いですね。
最後まで読んでくれてありがとうございます!!
次回はto不定詞について学びましょうね。