ライムの内容では可算名詞・不可算名詞をさりげなくインプットする工夫がたくさん!!
ディズニー英語システムのライムのBookでは数量表現を学ぶことができます。
もっともわかりやすいのは、Book9のp35-43の内容です。
4歳3か月現在、娘はライムCAPに挑戦中でテレフォンイングリッシュではライムのBookの内容から選択し、ステップバイステップもやっています。
繰り返し学ぶ中で、やはり数量表現についてしっかりインプットさせて、表現できるようになってほしいと思いました。
今回の記事では、可算名詞・不可算名詞についてどのように取り上げられているかについて触れ、ライムのBookでどのような内容を学ぶことができるのか、ということをまとめたいと思います。
ディズニー英語システムの教材をお持ちの方は、Book9のp35-43、Story and SongsもしくはSing along! 3 のThe Elephant And The Mouseのストーリーとソングをご覧ください。Step by Step9のlesson4が該当範囲になります。
ライムのBookで学ぶ数量表現はこちら!!
こちらの表現が取り扱われています。可算名詞・不可算名詞の知識とともに、一緒に使えるようになった方が良い表現です。先ほど案内した範囲にはこちらの内容が網羅されていますので、お子さんとBookを読むときやステップバイステップに取り組まれるときに意識してみると良いと思います。
補足する表現としては、just, only, tooの3つを合わせてマスターしましょう。
可算名詞で使う表現は?
たとえばこんなふうに使用されています。
The elephant loves peanuts.
The mouse loves peanuts, too.
But the elephant eats a lot, and the mouse eats just a few.
ピーナッツは可算名詞ですね。複数形なので(s)がつきます。ピーナッツが好きなゾウとマウスですが、食べられる量はそれぞれ違います。a lotは可算名詞・不可算名詞どちらでも数量が「多い」ことを表すことができます。一方、「少ない」ことは、可算名詞の場合はa fewになります。
The elephant eats a lot of peanuts because he thinks they’re yummy.
But when he eats too many, he feels bad in his tummy.
こちらのtoo manyという表現も覚えてもらいたいですね。
次に合わせて覚えたい how many? の表現についてもふれます。こちらはBookの本文中にはさらっと書かれていたくらいだったのですが、ステップバイステップをやっていくと、しっかり扱われています。この使い分けもきちっとできればなおよいですね。
A : How many cookies do you want?
B : Not too many. Just a few.
A : Okay. Here you are.
B : Thank you.
こちらのやりとりから、Aはクッキーが「いくつほしい?」と問い、Bは回答として「多くじゃなくて、ちょっとでいいよ」と答えています。Aの質問文では、クッキーがcookiesと複数形になっている点、Bの回答ではtoo many, just a fewとなっているところに着目します。
【補足】a fewとfewの違いは?
ディズニー英語システムのBookでは、fewという表現は使われていません。
a few と few にニュアンス的な違いがあるということは、わたしも最近学習してようやく知りました。こんな違いがあるようですので、ここで合わせて紹介しておきます。
few
ゼロではないけれども、ほとんどゼロに近い、無視しても良いほどの数だ、と否定的な気持ちでその数の少なさを名詞に付け足します。
a few
決して多くはないけれども、すこしはあるのだという肯定的なニュアンスで使われます。
There are few good politicians in this country.
と言っている人は、この国の政治家にほとんど期待していません。
There are a few good politicians in this country.
と言っている人はまだ希望を持っています。
不可算名詞で使う表現は?
たとえばこんなふうに使用されています。
The elephant is very big, but, of cause, the mouse is not.
So the mouse drinks just a little milk, and the elephant drinks a lot.
Yes, the elephant drinks a lot of milk, and the mouse drinks just a little.
For when he drinks too much, he feels bad around his middle.
ミルクの数量が「多い」というところは、a lot of milk, too muchと表現されています。一方、「少ない」というところは、a littleと表現されています。
どのくらいほしいですか? How much ? も合わせて覚えたい表現
A : How much milk do you want?
B : Not too much. Just a little.
A : Okay. Here you are.
B : Thank you.
先ほどのクッキーの例と違ってこちらは不可算名詞に当たるミルクを扱っています。そうなると、数量を問う場合は、how much? になりますね。それに合わせて、Bの回答も too much, just a little と変わってきます。
at allという表現を学ぶ
ディズニー英語システムのBook9 p42にはこのような表現があります。
The Tall Man is eating a lot of food.
The Small Man isn’t eating much – just a little.
The Thin Man isn’t eating any food at all. He isn’t hungry.
最後の文章を見てくだい。The Thin Manは「まったく食べない、おなかがすいていない」というふうに書かれていますね。食事は不可算名詞なので、数量が「多い」ことはmuch, 「少ない」ことは a little で表現しています。
今回学びたいのは、こちらで使われているat all という表現です。at all は「程度や量に関係なく、たとえほんのすこしでも」という意味です。ですから、否定文では「たとえちょっとでも~ない=まったくない」という意味になります。
ただし、質問文、否定文、仮定では、at allを使うと意味が違うので使うときは注意が必要です。
わたしの息子はまったくうちで勉強をしない。
あなたの両親はすこしでも英語が話せますか?
ちょっとでもへんなにおいがしたら、あなたはそれを食べるべきじゃないよ。
質問文 : ちょっとでも。すこしでも。 |
否定文 : まったくそうでない。 |
仮定 : ほんのわずか。ちょっとでも。 |
数量表現はイエローの内容に進んでも重要な課題!!
2022年12月現在、娘と一緒にイエローのBook10を読み始め、またStory and Songも観始めました。
こちらでは、接続詞のbefore, afterを徹底して使っているという印象が強かったのですが、細部を見ていくとBook9で出てくる数量表現が徹底して出てきます。
同じフレーズが、違うBookでも出てくるようになっているんですね。繰り返し、違う場面で同様の表現に出会うことで子どもたちはルールを学んでいきます。
いまひとつ数量表現に自信のない方は、わたしも学習中のEnglish grammar in useも参考にしてみると良いと思います。
こちらのテキストでは、可算名詞・不可算名詞についても丁寧に解説されています。a, theなどの冠詞の使い分けも、今回取り扱った内容についてもしっかり解説とエクササイズが載っていますので、手元にある方は活用してみてくださいね。
コメントを残す