娘が暗唱読みがどのように成長していったのかまとめます!!
現在4歳の娘が暗唱を始めたのは3歳直前です。
歌のコピーは得意でしたが、英語絵本の暗唱読みまでが得意になるとは思いませんでした。
その成果は以下のようなかたちで発揮されました。
実はまだ娘は、アルファベットは読めるようなったものの、文字は読めていません。すべて暗唱で覚えているようです。
娘を観察していて、どのようなやり方が功を奏したのかということを考察しながら、こちらの記事をまとめていきたいと思います。
娘が絵本読みを好きになったのはどうして?
まず大切だと感じたのが、いかにして英語絵本に興味を持ってもらうかでした。以下の要素が必要ではないかと感じました。
最初のステップでは、英語での発話はなくても、まずはイラストから推察したり、英語のリズムを楽しんだりしていると思います。カラフルな絵本や魅力的なキャラクターが登場するとワクワクしてきますね。
最初は完全にストーリーを理解していなくても、繰り返し読んでいく中で、理解が深まれば良いのではないかと感じています。
絵本に興味がなさそうと感じた過去も
絵本読みに興味を持ってもらえないと悩んでいたのは、娘が2歳前後のころだったと思います。「たくさん読んでくれない」「つまらなさそう」とか、そんなふうに娘の様子を見ていて感じました。そして、絵本読みが得意なお子さんと比較して、がっかりすることもありました。
でも、そもそもわたしにも問題があったのです。いったい何が問題だったのか以下に考察していきます。
わたしがしていた間違いは?
まず、本人の好きなジャンルを理解できていなかったです。娘はこの時期、短い絵本の中でもストーリー性にある要素を求めていました。わたしがそのとき提供していたのは、サイトワードリーダーズで、いわゆる多読を意識した内容でした。ひたすら反復の多い内容です。完全に娘には早すぎました。
このジャンルでも、小さいころから興味を示して読んでくれる子がいるのは確かです。しかし、わたしの娘には合わなかったのですね。
もうひとつは、わたしが心から楽しく読んであげられていなかったということです。とにかく英語が苦手だったので、読み間違いも多発していましたし、それを主人にも指摘されていました、笑 読むのに必死なので、心から楽しむゆとりがありません。これは見落としがちな要素ではないと思います。
音声ペンを使うにしても、親もその絵本に興味を持っている、楽しんでいるのだということは示してあげると良いと思います。
わたしの選択はどう変わった?
代わりに提供したのが、歌の得意な娘にぴったりなCTP絵本でした。詳しい内容はこちらの記事で紹介しています。
また、ストーリー性を好むということもあり、オーソドックスな童話を含むRead it yourselfのシリーズもいくつか購入して読み聞かせしました。
ひとつのシリーズにこだわらず、組み合わせていく方法を選んだのです。
CTP絵本についてはCD付きのものを購入しかけ流し音源として大いに活用しています。Read it yourselfについては、イラストが動きながら読み上げてくれる動画がYouTubeにあるので、そちらも合わせて使って興味を促しました。
つまり、まずは音声のかけ流し、次に絵本を読みながら、内容を一緒に楽しむということです。子供に「読ませる」というよりも、一緒に「読んでみる」という表現の方が、取り組みのイメージがわくかもしれませんね。
暗唱読みにいたるまでの実践方法は?
英語絵本に興味を持っているということと、一緒に「読んでみる」ということが土台として大切だということをお話ししましたね。以下にさらにわたしが実践をしてきたことをピックアップしていきます。
無意識レベルで「聴く」を意識した取り組み
これは注意機能がまだしっかり育ってない時期だとなお有効なのではないかと感じている方法です。幼児期のお子さんに向いていると思うやり方です。前頭葉の機能が発達過程にあるお子さんはまだ必要な情報とそうでない情報を無意識に選択することはできません。ですから、この時期に大量にインプットしていくのが推奨されるのだと思います。
この取り組みはいわゆる英語音源の「かけ流し」のことなのですが、これを無意識レベルで「聴く」ということを実践していくのです。
無意識レベルで聴くので、何か他のことをしながら聴いているような状態となっています。音源は背景音となっている、そんなイメージです。
まず、マスターしたい表現を含む英語絵本を選択します。レベルは高すぎず、最初は繰り返しを含む内容もおすすめです。
1日のうちにターゲットとなる絵本のかけ流し音源を3-4回は聴かせます。こちらを最低でも2週間は継続していきます。おおよそ効果が出てくるまでに要すだろう期間です。
わが家では、ターゲットを1か月単位にしているので、同じ音源を4週は聴いている感じになっています。
意識して聞くは、絵本読みのときや車での移動中に
無意識レベルで「聴く」以外に合わせて実施していきたいのが、意識して「聞く」ということです。絵本を読んであげるとき、車などで移動中に聞かせてあげるときはこのパターンになると思います。
こちらはそれほど頻度は高くなくて良いと感じています。1日1回、もしくは数日おきにくらいです。
わが家ではディズニー英語システムのCAPも挑戦しています。こちらの取り組みも意識して「聞く」あるいは「話す」機会となっています。娘がストーリーの内容も理解し、Bookも一緒に読めるようになったな、と感じたら、ステップバイステップを取り組んでいきます。
その後、レビューの歌の課題やBookレッスンの課題に挑戦していきます。レビューの歌の課題はシング・アロングのブルーレイを使用して録音をしていきます。ほぼ一発で録音は終了します。
Bookレッスンは挑戦する予定月をあらかじめ決めておいて、その月に向けて、テレフォンイングリッシュでBookレッスンをそのレベルの内容のものでおこなっていきます。
無理に読ませる必要はない
絵本読みのときは無理に読ませる必要はないです。土台ができてきて、絵本を読んでみることが楽しい挑戦になってくれば、自ら「やってみる」と感じる時期がどこかでくるかもしれません。
わが家の場合は、ママが先に読む、次に娘が読んでみる、というパターンで読んでいきます。このやり方が定番化しているので、慣れてくると次第にひとりで読んでいきます。
ストーリー性の高い内容の暗唱のときは、センテンスの先頭部分のみママが読んで、続きは娘が読むということもしています。
娘はときどき「ママが読んで」ということもあるので、そのとき本人の希望に合わせてわたしが読みます。
このとき意識しているのは、「間違いを指摘しすぎない」ということと「音源のリズムを真似てみる」ということです。わたしは発音も苦手ですけど、音源の雰囲気に合わせて楽しみながら読むことを心がけてみています。間違いを指摘することについては、過度にやりすぎると読む意欲を削ぐので、さりげないサポートにとどめます。
提供した英語絵本のリストはこちら!!
こちらの表は2歳から4歳現在にいたるまで娘に提供した絵本のおおまかなリストです。これ以外にもCTP絵本は健康や安全をテーマにした内容を買ってみたり、Traditional Talesを親の好みで買ってみたりして提供していました。
Raz Kidsは反応はそれほど良い方ではありませんが、継続するということは本人の自信にもつながっている様子がみられています。まずは少量から慣らしていきたいと考えています。
成長に合わせて変化させていくツール
4歳現在、メインの教材として使用しているのは、ディズニー英語システムです。サブでトド英語とRaz Kidsを活用しています。
絵本も成長に合わせて変化させています。
文字に興味を持ち始める
4歳を過ぎてから、文字に興味を持つようになったのですね。トド英語はそういう意味で「読み」「書き」の発達に貢献してくれています。
どんなふうにこの変化が現れたのかというと、以下のような場面がよく観察されました。
うちの娘の場合はこんな様子でした。さまざまなところにある文字に突発的に興味をもって読むような感じです。
文字読みを急かさないスタンスから次のステップへ
「文字読みは急がせず」のスタンスだったので、いよいよ来たのかな? ということで、Twitterの先輩ママのアドバイスもいただいて、フォニックスについても学習を開始しました。
わが家はいくつもフォニックスのツールがあるのですけど、せっかくワールドワイドキッズのフォニックス教材を購入したので、こちらをメインにし、他の教材も活用させていこうと思っています。
ホワイトボードを活用しながらライティングとフォニックスも
余力のある就寝前には、一緒に小さなホワイトボードを使ってライティングをしています。大文字は書けるようになったので、ちょっとずつ小文字を書き始めています。書く文字は1回につき2種類、グローバルステップアカデミーのPHONICS BOOTCAMPのレッスンで受講した内容に合わせています。合わせてフォニックス読みも確認しています。レッスンでやった内容を思い出しながら、イラストも描き加えたりして楽しみながらやっています。
今後の取り組みについても、こちらのブログで記事にまとめていこうと思います。
この方法はのちにディズニー英語システムのBookを一緒に読んでいくための土台になりました。