4歳娘、ディズニープラスで「おしゃれにナンシークランシー」にハマる
娘が4歳になり、サブスクリプションで利用中のディズニープラスでハマったアニメの中に「Fancy Nancy」があります。邦題は「おしゃれにナンシー・クランシー」です。
これまで娘はRead it yourselfやTraditional Talesなどで絵本を楽しんできました。しかし、I Can Read!を手にとるのは初めてです。I Can ReadのシリーズのBeginningはどの程度の文章量で、どのようなレベルの内容を読むことができるのか気になりました。
ちなみにI Can Read!は以下の5段階のレベルに分類されているようです。
- My First : Shared Reading
基礎的な表現や単語、イラストが繰り返しが含まれます。
- 1 : Beginning Reading
短い文章、親しみのある単語、簡単な概念で、子供たちが自分で読みたいと思うような内容です。
- 2 : Reading with Help
読者を育てるための魅力的なストーリー、長い文章、言葉遊びが含まれます。
- 3 : Reading Along
独立した読者向けの複雑なプロット、難しい語彙、関心の高いトピックが含まれます。
- 4 : Advanced Reading
章の本への完璧な架け橋となる短い段落、章、エキサイティングなテーマが含まれます。
そこで今回はこちらの5冊パックの内容から、I Can ReadのBeginningの内容がどの程度なのかということを徹底解説していきます!!
思ったよりもレベルが高い!! I Can Read の Beginning
先ほどのI Can Readのレベル分類によると、Beginningの下にもうひとつ易しいレベルがあるんですね。
わたしたちが手にとった「Fancy Nancy」のI Can Readのストーリーは、アニメと同じ内容になっていて、娘の好きなストーリーも含まれています。
何度も繰り返しみたアニメで、どんなキャラクターが出ているのか、どんな内容なのかということは娘自身も動画を通して知っている状態です。わたしもときどき一緒にみているので、娘の好きなストーリーの内容は覚えています。
それでも意外に文章量があって、しかも使われている文法事項が程よくレベルが高くて、親のわたしの良い勉強になりました。
具体的にどの程度の文章量とレベルなの?
The Case of the Disappearing Dollより抜粋した文章を一部掲載しながら解説していきます。
このストーリーは主人公の大切にしているお人形のMarabelleが急にいなくなったというお話です。表紙はDetective Workerになりきったナンシーとお友だちのブリーが描かれています。かわいい小さな探偵です。ナンシーとブリーは協力しあってMarabelleを探し出します!!
- 1ページに8-10センテンスほどの内容で書かれています。32ページです。
- 時制は現在形が多くみられますが、会話の内容によって過去形、現在完了形が用いられています。時系列が短いストーリーの中にしっかり組み込まれているという印象です。
I can’t find Marabele anywhere!
The Case of the Disappearing Doll P8
She couldn’t have disappeared into thin air!
The Case of the Disappearing Doll P9
- 助動詞、to不定詞などがしっかり用いられています。
Marabelle must be in her dressing room or in her cacation chateau.
The Case of the Disappearing Doll P7
- 仮定法などの表現もあります。
If you didn’t take Marabelle, then where is she?
The Case of the Disappearing Doll P26
- 複雑な構文はありません。親世代で言うところの中学英語レベルの内容です。センテンスの長いものでは関係代名詞を用いたパターンなどがあります。
I have no idea how you find anything in here.
The Case of the Disappearing Doll P5
That’s fancy for people who solve mysteries.
The Case of the Disappearing Doll P13
- 会話の構成になっているので、イラストから意味を理解しやすくなっています。
4歳娘の反応は?
ストーリーのあるお話を好む傾向は2歳くらいからありました。単調な内容は好きではないようです。
ディズニープラスでハマったこちらの「Fancy Nancy」については、キャラクターの名前も発音もバッチリで、読んでいるパパやママに教えてくれます。おかげでママもパパもアニメでそのキャラクターが出てきたときに、名前と性格がはっきりとわかるようになりました。
特徴を得ることができると親子ともにストーリーに集中することができますよね。
5冊パックになっていますので、その中でもお気に入りの絵本ができます。娘はChez Nancyというプレイハウスを作るというストーリーと、今回紹介したThe Case of the Disappearing Dollの2冊がとくに気に入ってくれたようです。
ママ、これ読んでー!!
あやちゃんはこのお話が好きなんだね。ママもこのお話おもしろいと思う!!
主人公のナンシーや親友のブリーは6歳の女の子です。娘よりもすこしお姉さんです。ナンシーにはジョジョという妹がいたり、ちょっと意地悪な雰囲気のお友だちもいたりします。
ストーリーを読み込むと、対人関係についても学ぶことができるんです。小さな子どもも一緒に遊ぼうとか、ものを大切にしようとか、そのような道徳的な内容も含まれています。
ページ数は32ページとボリュームがあるのですが、ストーリーのあるお話を好むお子さんには、I Can Read! のBeginningのシリーズもおすすめできます。
プリンセス好きなお子さんにもぴったりな絵本もあるので、一度手にとってみてはいかがでしょうか?
6歳の女の子ナンシーは、おしゃれでファンシーなことが大好きです。お友だちのブリーと一緒に、ティーパーティーをしたりプレイハウスをデコレーションしたり、工夫して自分の欲しい世界を作り上げます。
ストーリーは1つの回に2つのストーリーが入っています。1シーズン20ストーリー、計2シーズンまであります。
いずれもコミカルなストーリーが展開されています。