はじめに
ディズニー英語システムを正規購入(ミッキーパッケージ以上のグレード)し、かつワールドファミリークラブに入会すると受けられるのがCAPという学習サポートサービスです。
子どもの成長に合わせてCAP課題をクリアしていきます。ライトブルー、ブルー、グリーン、ライム、イエローとレベルアップしていき、最終的にはDWE卒業を目指します。
CAP課題を応募するにあたっては指定された内容を歌ったり、しゃべったり、答えたりして録音して提出する必要があります。しかし、これが難しいと感じたことはありませんか?
- 普段は上手にできるのに、録音するときに限って失敗しちゃう
- 途中で遊びだしてしまう
- 親の声まで入ってしまっていいのかしら?
- そもそも歌やTE CAPの質問に答えるの難しいんだけど!?
- こんな調子でCAPを進めていっていいのかな?
- 子どもがステップバイステップやりたがらないんだけど
ちょっと挙げるとこんなに悩みが出てきてしまいます!!
でも、いくつか工夫すると、もしかしたらうまくCAPの課題を応募できるかもしれません。
今回の記事では、脳外OTママと娘のあやちゃんが実際に3歳11か月でグリーンCAPを獲得するまでにやってみたCAP課題提出時の工夫についてシェアします。
CAPを提出する上での前提は?
インプットをしっかりやろう!!
まず確認していきたいのが、挑戦するCAPのBook、CD、シングアロング、ストレートプレイで内容がしっかりインプットされているかです。
インプットが不十分なのにCAPを応募するのは無謀だし、子どもにも負担がかかってしまいます。
もちろん言わせようとすれば、ワードやセンテンスは出てくると思うんですけど、それでは本末転倒です。
「英語を好きになってほしい」「英語をしゃべれるようになってほしい」と思うなら、まずは土台作りからやってみましょう。
1-2歳のお子さんのインプットの工夫は?
まだBookを読み込むだけの集中力がない1-3歳くらいのお子さんであれば、CDでのかけ流しを毎日しっかりやりましょう。
1日のうち、挑戦したいCAPのレベルのCDを何回かに分けて聴くのがおすすめです。
そして、トークアロングカードでたくさんのワードとセンテンスに触れていきましょう。
トークアロングカードのおすすめの使い方はこちらも参考に!
1-3歳だからCAP課題に挑戦できないということはないです。
ライトブルーは課題の判定も易しいですし、それがクリアできてブルー以降のCAPの課題に取り組みたいのであれば、Pre lessonを活用するといいです。
CAPの獲得にPre lessonのクリアは必須ではないのですが、トークアロングカードをやる動機にもなりますし、どのワード・センテンスは言えるようになっているのか、ということは一目瞭然になります。
あやちゃんはライムのPre lessonの3つを3歳4か月の時点でPASSしています。
個人差はあると思うのですが、ライムでもセンテンスが短いものもありますし、インプットもかねて録音に挑戦していっても良いと思います。
規則正しくやるのが理想ですけど、こだわりすぎなくても良い部分もあると思います。
3歳以上のお子さんのインプット・アウトプット
- Bookを一緒に読みながら楽しめるようになってきた
- テレフォンイングリッシュでソングレッスンを楽しめるようになった
- 英語での反応が増えてきた
そんな兆候が見られてきたら、ストレートプレイを使って動画とBookの内容がより強くリンクするように働きかけてみましょう。
これは言語理解と表出を促すのに最適な方法だと感じています。
ストレートプレイは毎日見る必要はないと思いますが、頻度は以前より増やしてCAP課題提出のタイミングにつなげると良いと思います。
それ以外の時間は同じ範囲のかけ流しでインプットを続けましょう。
一緒にBookを読んでいく際、テレフォンイングリッシュでのBookレッスンへの移行を考えるようであれば、ロールプレイをやっていきましょう。これはCAP課題のうち、テレフォンCAPにトライする上で重要です。
CAP課題のPre lessonの録音していこう
Pre lessonの録音はリピートでOK!!
もう文字読みができるくらい大きなお子さんであれば、トークアロングカードを通さずに読んで録音することができると思いますが、文字読みがまだできない場合は聴覚的記憶だけが頼りです。
でも、Pre lessonの録音は音声再生後のリピートでもOKなんですよ!!
トークアロングカードを通してもらう(もしくは通してあげて)、そのワードとセンテンスを読み上げてもらうということを繰り返します。
Pre lessonを録音するときにやっていること
わが家の場合、
- 応募したいPre lessonの範囲より15-20枚のカードを選択する
- 選択したカードを一気に通して1回で録音する
- 余計な音が入った場合は、動画編集の「分割」の機能を使って削除する
- 音声を1つのファイルにして応募する
というやり方をしています。
応募するワード・センテンス別に10個もファイルを作る必要はありません。
なぜこのようにしているかというと、集中力の短い子どもの能力を最大限に発揮させるためです。
1回1回スマホを親が操作していたら、子どもは集中力が途切れやすいです。続けて録音していらない部分はカットして編集した方が、楽チンです。
もし毎日数枚ずつ録音を続けていて「手間がかかる」と感じるようなら、やってみてはどうかなっていう方法です。
お子さんをたくさん褒めよう!!
録音がうまくできたらぜひお子さんに録音した声を聞かせてみてください。
「こんなふうにできたね」
「○○ちゃん、かっこいい!!」
「課題を応募しておくね」
などと声をかけてあげて、結果がくるのを楽しみに待ちましょう。
Pre lessonをPASSしても、未提出のワード・センテンスがある場合は応募を続けよう
CAPを応募すると1つのPASSにつきポイントがついていきます。
1度PASSしたPre lessonでも未提出のものがあれば、どんどん録音して応募していくとよいと思います。
2度目以降のPASSでもちゃんとご褒美シールが届きますよ。
ご褒美シールは嬉しいよ!! でも、同じシールがいくつも届くんだよね
毎月応募しているから、シールを貼る場所がなくなってきたね、笑
ReviewやTE CAPの課題を応募しよう
ReviewとTE CAPの課題の提出はCAP獲得に必須
先ほどのPre lessonと違って、Reviewの課題はCAPを獲得する上で必須になってきます。まずすべきことはPre lessonの提出のときと一緒でたくさんインプットすることです。
ReviewとTE CAPの課題を応募する際におすすめのインプット方法
教材をつかい倒すつもりで多方面からインプット
わが家の場合、3歳7か月でブルーCAPを獲得したのち、次のような取り組みをしていました。
- 2か月かけてグリーンのBookを読み聞かせ、グリーンの範囲のCDのかけ流し、ストレートプレイを見ることを強化
- ステップバイステップは進捗状況に合わせて、週2-3回、レッスンごとに課題を実施
- テレフォンCAPを毎週おこない、応募するTE CAPの範囲を選択する機会を設ける
毎日フルタイムの保育園なので夕ご飯を食べたあと15分程度でステップバイステップをやったよね。レッスンの長いものは翌日にまわしたりもしました。
まだ短い時間だからやれたよ!!
結果的に、グリーンCAPは3歳11か月で獲得できました。
応募したい範囲のプレイリストを作成してかけ流しを強化
Reviewの応募に必要なソングについては「グリーンCAP」というプレイリストを作りました。
TE CAPはその範囲のストーリーアンドソングを「強化プレイリスト」に取り込みました。
どちらも毎日確実に聞いてくる車での移動のタイミングに聞いてもらっていました。
わが家の場合、プレイリストの作成は効率と効果を上げるために必要でした。集中的にインプットするにはちょっと手間ですけどプレイリストの作成をおすすめしたいです。
集中的にインプットしている期間、気づいたら勝手に歌い始めている、ということがたびたびありました。しっかりインプットされた、と判断する材料のひとつにしていました。
Reviewで応募する歌もしくは詩を選ぼう
たくさんまんべんなくReviewのソングを聞いてもらったあとは、応募する歌もしくは詩を選択しましょう。
「これだったら応募しやすいかな」というものがあれば、それをターゲットにして歌う機会を提供しましょう。
Reviewで歌や詩を練習してみよう
親子で一緒に歌ってもよし、交代交代で歌いあったり、発表会形式にしてマイクを持たせて歌わせても良いと思います。
わが家の場合は、「ママ、上手に歌えるように練習したから聞いてくれる?」と誘うこともあったし、娘が勝手に歌い始めるときもあったりしました。どちらかというと後者の場合がほとんどです。
ですから、たくさん練習したかというと、そうでもなかったです。
たくさんインプットはしましたが、歌うための練習はあまりしていません。あくまで歌ってもらうのは、どの程度歌えるようになっているのか「確認」して「応募」する基準に満たしてきたか判断するためです。
録音するタイミングで全力で歌ってもらいます。
Reviewで歌や詩を録音してみよう
準備しておくもの
歌もしくは詩で応募する場合、ステップバイステップのBlu-rayを準備しましょう。
歌で応募する場合はステップバイステップもしくはシングアロングのBlu-rayを準備しましょう。
フルコーラスで録音することが条件なのでストーリーアンドソングのCDの音源は使わないようにしましょう。
録音は歌の場合、背景に映像や歌詞が流れていてもOKです。それでもPASSすることができます。娘はブルーCAP、グリーンCAPともにReviewの応募は歌でやりました。まだ、文字読みしないので、映像を手がかりに歌詞を想起させて、歌っているところを録音していきました。映像という視覚的手がかりは、文字読みしない子どもの想起を助けてくれます。
レビューの歌を録音するときはまとめて数曲録音がおすすめ
リトライで何回も歌わせるのは子どもによっては負担になるし、子どもができるまで頑張るというのであれば別ですが、伝え方によってはやる気を削ぐこともあります。
1回でうまく録音がいくときもあれば、そうでないときもありますね。子どもの様子を観察しながら、上限を決めてスパッと録音やめるときはやめる、日を改める勇気も必要です。
なので、わが家では、わたしが今日は録音にトライしてみようかなと思ったら、先ほどの準備するものだけ準備して、「一緒に歌おう」と娘を誘いました。
娘との課題の録音の時間は「到達度の確認」という意味もありましたが、「お互いに歌が上手になったかな?」とか「うまく歌えるようになったね」とか、新たな発見の機会でもありました。
何曲か連続で歌っている場面を録音し、Pre lessonを録音するときと同様の手法で、必要のない箇所は分割して編集していきます。歌ですと、おおよそ3分程度のファイルにまとめられますね。
わたしが先に歌ってみせるときもあって、それも録音しちゃっているんですけど、それは提出のときに編集してカットしています、笑
TE CAPに挑戦しよう!!
CAP獲得まであとひと息の段階です!!
ここまで下準備がしっかりでき、インプットができていればそろそろ挑戦できるのでは? という気持ちになりますね。
親とのロールプレイや先生とのテレフォンイングリッシュの中で、TE CAPの応募で定められた内容に80%程度、「完璧じゃなくても」答えられるようになっていれば、TE CAPの録音に向けて発進しましょう。
わたしも最近、ディズニー英語システムの大先輩ママから教えていただいて知ったのですが、テキストブックの回答とまるっきり一緒でなくても、しっかり内容が理解でき、文脈に沿った内容であればPASSできるようです。
実際、わたしの娘もグリーンCAPのTE CAPに挑戦したとき、「チップとデールがボートに乗っている」というのが正答のところを、They are in the boat. と代名詞を使って娘が無意識に応えるものだから、判断に迷いました。(そしてこういうのは伝えてもなかなか直らない、笑)
しかし、結果は見事にPASSできました。ブルーCAPのTE CAPもグリーンのTE CAPも一発で、というか、これまで応募してきた課題はすべて再提出なしでPASSしてきています。
個人的には下準備が大変だけど、しっかりしなきゃいけないなと思っています。
まとめ
ステップ6に示した手順でまずはCAP獲得までのルートをシュミレーションしてみてください。段取りやポイントを知っているだけでも、すこしは負担は減るものです。
ディズニー英語システムを楽しんで続けていきたいですね。ユーザーのみなさんの普段の取り組みや工夫などをSNSを通じて情報交換できると嬉しいです。
こちらの記事もコメント欄をフリーにしてあるので、どうぞお気軽にコメントをください。
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