はじめに
もうじき4歳になる娘とおうち英語をはじめて、3年6か月になります。
よく飽きもせず、毎日のかけ流し、絵本読みを継続してこれたなあって感心しています。
それもこれも、おうち英語を初めて出会えたTwitterでのおうち英語仲間のおかげです(すみません。勝手にお友達の気持ちでいます、笑)。
さて、今回の記事では、わが家の体験談として、親からの英語の語りかけをしてみてよかったか、娘を観察してみて感じたことなどを中心にまとめたいと思います。
まだまだひよっこのおうち英語歴ですが、現時点での考えもまとめておきたかったのでこちらの記事を公開することにします。
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語りかけをしながら英語苦手を克服したステップを公開しています
それでは初めていきましょう!!
わが家のおうち英語歴はこんな感じです
娘がおうち英語をスタートさせた時点から現在に至るまではこんな感じでした。
最初はワールドワイドキッズをいっぱいやっていたよね。
そうだね!! ここまで毎日継続できるならディズニー英語システムから開始してもよかったのかもれしないけど、やっぱりワールドワイドキッズで下地を作れたのはよかった!!
パパは「また無駄遣いして!!」って思っていたよ。
(言ってもママは言うこと聞かないしな)
さすがパパ!! よくわかってる!!
ディズニー英語システムにシフトチェンジしてみてわかった娘の成長は?
ワールドワイドキッズからディズニー英語システムにシフトチェンジしてからは、良い意味で刺激が入り、おうち英語を続けられました。
ディズニー英語システムを開始してから、おそらくワールドワイドキッズで育てた土台が機能して、スムースにグリーンCAPまで取得できました。
よく育ったと感じるのは「聴覚」ですね。そこから「聴覚性記憶」「聴理解」も英語、日本語問わず育ったと感じています。
また、多くのおうち英語ママ・パパは英語絵本の読み聞かせを工夫なさっていると思います。
わが家では、生後8か月ころから就寝前の絵本読みをルーチン化しました。それから毎日風邪でも引かない限り欠かさず読み続けてきました。
この蓄積も大きいですね。英語、日本語の内容でも、感じたことを「言語化」する能力は育ったなあと感じます。
娘の英語での理解・表出の発達はどんな感じだった?
英語の言語理解は?
単語レベルでの理解は「名詞」を中心に1歳6か月から2歳すぎにグッと伸びました。
まだ発語の数も少ないし、明瞭ではないこの時期ですが、イラストのポインティングを通して、言語理解をチェックすることは可能です。
2択にしたり、多くの選択肢の中から選ぶということを遊びの中でやっていました。
ディズニー英語システムを導入しだ2歳6か月以降は、「動詞」「前置詞」の理解が加速しました。
3歳後半では、英語の文構造が徐々に理解できていると感じることが増えました。
英語の言語表出は?
単語レベルの表出は2歳過ぎから出てきました。その時期が長く続いて、2歳6か月くらいから3センテンスほどの内容がポツポツと出てくるようになりました。
聴覚性記憶が発達してきて、3歳過ぎには、毎日かけ流しで使用していた音源でインプットし、絵本の暗唱読みが得意になりました。
ディズニー英語システムでも、CAPの課題を毎月提出していく中で、「聴覚的把持」の高さにはびっくりするものがありました。
親は必死で文字を追わないと頭に入らないのに、「なぜ文字読みしない娘はこんなに覚えられるのだろう?」と感心することもしばしばでした。
これもおうち英語をやっていらっしゃるママ・パパがよく感じることではないでしょうか。
ファーリンガルでおうち英語のマインドを整え、環境や関わり方を整えてからは、さらに発話が加速していきました。
ファーリンガルについてはこちら参照
英語での発話が増えると、親も語りかけをしてみたくなりました。
パパは語りかけは英語でしないから。
パパは日本語担当だよ。
ハイハイ!!
(と言いながら、パパは英語のコンテンツを見たり、英語の絵本読みにも積極的に参加してくれる、笑)
3歳11か月現在、娘はこんなフリートークをしてくれます。
英語「で」遊んだり、クッキングをしたり、語りかけをしてみることが日常になりました。
ママと英語でおしゃべりしながら遊ぶの楽しいよ。
いまでこそ語りかけができるようになってきたものの、そこまでは苦労の連続でした
中学レベルの英語が崩壊レベル!! 最初にやったことは?
まず手始めにやってみたのが、NHKのラジオ英語2。こちらはアプリを使ってときどき聞いていました。
しかし、壊滅的に中学レベルの英語からわかっていなかったので、どうしてここは、こんな表現をするんだろう? と思うことがたびたびあり、うまく消化されないまま先に進むので、成長を感じられませんでした。
ワールドワイドキッズを生後6か月より開始して
生後6か月から娘と一緒にワールドワイドキッズを開始し、DVDを視聴したり、絵本を読むことで簡単なセンテンスで娘に語りかけられるまでになりました。
しかし、そのパターンがめちゃくちゃ少ない!!
なぜかというと、英語の発想がまったく根付いてなかったからなんです。
パターンでしか言えないと、バリエーションが増えないし、自分の言いたいと思うことを伝えることができません。
まあ、それでも娘もまだしゃべらないし、ゆっくりペースでいいか、と思いやり過ごしていました。
転機がおとずれる
転機がおとずれたのはオンラインでABCミュージカルのクリスマス会に思い切って娘と参加してみたときでした。
娘よりも大きいお兄ちゃん、お姉ちゃんが英語を楽しんでいる様子を見て、「わたしと娘もこんなふうになったらいいな」と思ったのです。
それで期間は短かったのですがABCミュージカルに入会して、毎週のレッスンに参加していました。
もちろん娘はうまく自己紹介もできないし、vocabulary timeもよくわかっていなかったと思うのですが、歌を歌ったりすることはでき、オンラインにもすこし慣れて、成長を感じられることもたびたびありました。
ここからだんだんおうち英語熱がヒートアップしていったように思います、笑
おうち英語熱がヒートアップはしていたこの時期、とある尊敬するおうち英語の先輩ママから教えていただいたのが、
「知っていても使わなければ使えない」
「これはまだわからないだろうから子どもには話しかけないでおこうとか思わず、語りかけていったほうがいい」
という言葉でした。
今でも印象に残っています。
これがわたしが「やり直し英語を始めよう」と思ったきっかけの言葉でした。
English grammar in useを開始する
娘の方はディズニー英語システムを導入し、わたしの方はEnglish grammar in useを使い始めました。
何度もいろんなパターンで文法事項に触れるうちに、絵本を読んでいくうちに、扱われている文法を意識して読むようになったり、語りかけのときもどのように表現すれば良いか、だんだんわかってきました。
スピーキングの練習をはじめたり、娘との絵本読みの時間を大切なやり直し英語の時間に変えていったことで、英語を勉強する時間ができました。
オンライン英語学習を開始
オンライン英語学習で「英語の発想」を学んでからは、より文法がわかるようになり、こういうときはどう表現したら良いのかということがすこしずつですがスッキリしてました。
語りかけもバリエーションが増えてきて、娘と英語でのやりとりを楽しめることができてきました。
子どもとしゃべる内容であれば、これまで学習してきた単語をうまく使えるようになることである程度はカバーできることを知りました。
娘もわたしも英語に触れない日はない、というくらい毎日続けています。
だいたい毎日、ランチタイムに30分程度、夜に1時間程度勉強しています。
オンライン英会話デビュー
まったく話せない状態でオンライン英会話をやってもしょうがない!!
1年近くパパの誘いを断ってきました。
ついに Native Camp でオンライン英会話デビューすることになりました。
フィリピンの講師の先生とは Side by Side というテキストのレッスンをし、毎週日曜日は主人が勧めてくれた日本人講師の先生とFree conversation をしています。
フィリピンの講師の先生とのレッスンが始まった当初は、先生が話してくれている内容が理解できないことがちょくちょくありました。
今は日本語に訳すことも減ってきて、英語を英語で理解するような回路になりつつあります。
日常生活レベルの簡単な内容であれば先生ともお話しすることができるようになってきました。
日本人講師の先生には伝えたいことをどのように表現すれば良いのか、自分自身について語りながら指導も受けています。例えば、最近では関係代名詞や仮定法を使って表現することを会話の中で意識的に練習しています。
日本人講師の先生は追加でコインが必要ですが、希望を伝えれば日本語でサポートを受けることができます。丁寧に指導してくださる先生に出会うことができれば、日々の成長も比較しながら指導を受けることができます。
わたしとパパは同じ日本人講師の先生に毎週レッスンをしてもらっています。
予約をとるのが人気だから大変なんだよなー。
夜起きていられない〜!!
(と言ってもレッスンを受けたいので頑張って夜更かし、笑)
幼児期のこの時期に英語での語りかけをしてみて感じたこと
自分の意思をしっかり持ちながらも、まだ親が子どもをコントロールしやすいこの時期、子どもと英語でのやりとりを体験できてよかったと感じています。
この語りかけがアウトプットを加速させているかどうか検証するのは、まだまだ年単位の歳月が必要だと思います。
(いろんなバイアスがあるから、確実にこれをやったからよかった、というのは断定できないと思いますが)
おうち英語で語りかけをしてみて、もっともよかったと感じたことは、
- 子どもの成長をおうち英語を通してよりしっかり観察、見守ることできるようになった
ということですね。
わが家の場合、親が英語で語りかけをしてみて、親のQOLが向上したように感じます。子育てのスタンスもはっきりしてきて、おうち英語を親子で楽しめているのも嬉しいです!!
0歳6か月 ワールドワイドキッズ開始
2歳6か月 ディズニー英語システム開始
3歳0か月 CTP絵本を導入
3歳7か月 ディズニー英語システム ブルーCAP獲得
3歳11か月 ディズニー英語システム グリーンCAP獲得