おうち英語の語りかけはどうしたらいい? 英語苦手ママ・パパの実践(セカンドステップ)

はじめに

おうち英語の語りかけはどうしたらいい? 英語苦手ママ・パパの実践のシリーズ第2弾の記事です。

前回の記事はこちらです

こちらの記事では、ファーストステップとして以下の方法をお勧めしてみましたね。

  • 英語で話す機会を意識的に作ってみましょう
  • 事前に覚えたフレーズで遊んだり、おしゃべりしましょう

加えて、セカンドステップに移行する前に実践してほしいこともお伝えしましたね。

  • 英語絵本の読み聞かせでは、内容を吸収するつもりで読んでみましょう
  • とくに意識したら良いのは英語と日本語の違い
  • 身につけたいパターンはこのふたつ
脳外OTママ
脳外OTママ

今回の記事はさらに先に進めて、セカンドステップに入っていきたいと思います!! では、はじめていきましょう。

悲しいけどこれが現実…

先ほど、セカンドステップ移行前に、英語と日本語の違いや文法構造のもっともシンプルなパターンについて触れました。

英語と日本語の違い

英語

  • 主語→動詞の順で伝え、そのあとに情報を足していく
  • 重要な情報は先に述べる

日本語

  • 「主語」がはっきりしない
  • 前後の文脈から推察して内容を理解する
このふたつのパターンは覚えよう

このパターンが入っていれば、どこで文の区切りがきて、どこを修飾しているのかとか、そういった情報がインプットされやすくなります。

母国語方式の子どもたちは、これを大量のインプットをとおして、自然に英語の文法上のルールを身につけていくわけです。

しかし、ライティング、リーディング重視で受験勉強のために英語をやってきた世代のママやパパたちに同じことをしても、効率が悪いように感じませんか?

わたしが英文法を勉強している理由の一つもこれで、やっぱりある程度話せるようになるには、基本的な文法の知識も必要だと思ったんです。

文法上のルールがわからないと、そもそも会話が続きません。何もかっこいいネイティブの表現を最初っから身につける必要はないなと感じたんですね。

当たり前ですが、言語習得はたくさんの時間が必要です。そして忘れないようにするためには、日々使い続けている必要があると思います。とりわけ第二言語の場合はそうだと思います。

その上で、たくさん子どもと一緒にリーディング、リスニングをする。

子どもと一緒に成長していきたい、英語苦手ママ・パパはあえて難しい英文の書籍に挑戦するのではなく、絵本からでもいいのではないかと思います。そのほうが途中で挫折もしにくいですね。

いよいよセカンドステップへ!!

ごく簡単な文法の学習を一定期間続けましょう

「ええーっ!! 勉強するの!?」って思われた方もいるかもしれませんね。

中学レベルの文法で「話す」ことができないようであれば、もう一度学び直しをしたほうが良さそうです。勉強の習慣さえ作ってしまえば、案外継続できるかもしれません。

日々、子育てをしていてママ・パパは忙しいと思うので、無理にノートを作って学習するようなスタイルは避けた方が良いかもしれません。だって、きれいにまとまったノートを作るために勉強しているわけじゃないですもんね。

どんなテキストを使ってふだん勉強している?

わたしはこちらの記事でも紹介しましたが、English grammar in useを文法書として愛用しています。

脳外OTママ
脳外OTママ

English grammar in useのいいところは、日本の文法書と違って○○用法とか、堅苦しい文法用語が出てこないことです。

最近は忙しいのもあって次のようなスタイルで勉強をしています。

Essential grammar in useより引用掲載
  1. 解説ページ例文の音読2往復
  2. エクササイズを口頭で回答していく
  3. エクササイズの答えあわせをする
  4. エクササイズの間違いのみ再度正しく読み上げ

わからない単語は調べます。この表現は覚えておきたいということは付箋に書き出してテキストに貼り付けておきます。

学んだ文法事項を語りかけで使用してみる

ここはお子さんの年齢やおうち英語の成長に合わせて扱う文法事項はシンプルにした方が良いですが、以下のことをやってみたら良いと思います。

  • 積極的に学んだことを、「声に出して」「日常で使ってみる」ということを繰り返しましょう
  • 1回だけ使うのじゃなくて、何回も繰り返し、繰り返し、お子さんとの会話の中で使ってみると良いです

脳外OTママ
脳外OTママ

気がついたらお子さんが真似をしていることだってあるかもしれませんよ?

この方法を繰り返して、娘が先ほど自然にしゃべり始めたフレーズは…

あやちゃん
あやちゃん

I wish I can play with everyone.
Mom, dad, Ruru, grandma, and grandpa!!

家族みんなで遊びたいようです。この場合は、I wish I could play with everyone. が正しいとは思います。しかし、あやちゃんなりに組み立ててお話ししてくれるとこんな感じになるんですね。ちなみに could はまだ日常会話のなかで使っていません。

身近な人たちがCOVID-19に感染していて、お友だちと遊んだり、おじいちゃん、おばあちゃんと会うことに制限のある日常ですね。はやくそういうことを気にせずに遊びたいのだなということが、伝わってきました。

健康や安全についてはこちらの絵本で一緒に学びました

wishやhopeについてはディズニー英語システムのBookやSong、CTP絵本の中でも出てきました。そして、わたしも「ある一定期間意識して」語りかけで使うようにもしていました。

これがファーストステップとセカンドステップのポイントです!!

  1. たくさんフレーズをインプットする(絵本、歌、文法書など)
  2. 語りかけで意識的に使ってみることで記憶に定着させる
  3. 実際に使えるようになる(子どもも親も)
脳外OTママ
脳外OTママ

わたしはときどきTwitterであやちゃんがしゃべったことをツイートしています。何らかのかたちで記録していくのもモチベーションになりますよ!!

まとめ

今回の記事では、語りかけをする上で、中学レベルで良いので文法を再学習すると良いということをお話ししました。

大切なのは学んだことを声に出して言ってみることです。

脳外OTママ
脳外OTママ

サードステップでは、すこし違う角度から語りかけを促進する方法をまとめてみたいと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です