おうち英語の語りかけはどうしたらいい? 英語苦手ママ・パパの実践(サードステップ)

はじめに

前回までのこちらのシリーズの記事はこちらでしたね。

  • 英語で話す機会を意識的に作ってみましょう
  • 事前に覚えたフレーズで遊んだり、おしゃべりしましょう
  • 英語絵本の読み聞かせでは、内容を吸収するつもりで読んでみましょう
  • とくに意識したら良いのは英語と日本語の違い
  • 身につけたいパターンを習得しよう
  • ごく簡単な文法学習を一定期間やりましょう
  • 学んだ文法事項を会話で使用してみましょう

こちらがポイントですね!!

  1. たくさんフレーズをインプットする(絵本、歌、文法書など)
  2. 語りかけで意識的に使ってみることで記憶に定着させる
  3. 実際に使えるようになる(子どもも親も)
脳外OTママ
脳外OTママ

今回のサードステップは、これらの方法を実践する上でおすすめできない方法と、おすすめできる方法について書いていきます。

英語苦手ママ・パパにおすすめできない英語学習の方法は!?

ここからは、英語学習をする方が小さなお子さんを持つ親であるということを前提に書いていきます。

英語苦手ママ・パパにおすすめできない英語学習・語りかけの方法とは、

「いくつもの方法を同時に実行しようとすること!!」

です。

なぜいくつもの方法を同時に実行しようとすることをおすすめしないの?

学習の習慣がすでに確実についているという場合は除いて、まとまった時間を1時間以上避けない場合は、学習方法を見直すか、タスクを減らす必要があります。

はじめにいくつも手を出してしまって、どれも継続できなかったということがないように、配慮できたら良いですね。できないときのショックやストレスをできるだけ回避した方が良いです。

どうすればいい? 英語苦手ママ・パパが英語学習をするには?

仕事も、育児も忙しい中、どうやって学習時間を確保した?

わたしの場合、①たくさんのフレーズをインプットする、の行程では、娘とおうち英語を実践しながら、加えてわたし自身のフリータイムに1時間程度の勉強時間を確保していました。

このときはEnglish grammar in useのブルー(中級)を実施していたので、それを1Unitやるのに1時間ほどかかってしまいました。

娘が21時には就寝するので、そのあとですね。ほぼ毎日、英語学習を一定時間にする習慣ができました。あとは仕事の休憩中に30分ほど時間を確保しています。

脳外OTママ
脳外OTママ

とにかくあれこれタスクを増やさないように気をつけていました。ひとつ達成させると思ったら、その他のことは後回しにしましたね。
「いまそれをわたし自身が取り組む必要があるかどうか?」
というのは、意識しておいた方が、のちのち習慣を築きやすいと思います。

とても忙しくて勉強する時間も確保できない場合は?

忙しい方の場合は、時間を一定にせず、隙間時間をいくつも分散しながらやっていく方法をおすすめします。その代わり、その隙間時間を効率よく使うように工夫してみましょう。

例えば、お子さんのお昼寝時間のうちの半分の時間とか、お子さんがおもちゃ遊びをしたり、ワークをしているときなどですね。

この場合は、毎日同じ学習量になることよりも、次のことを意識すると良いように思います。

  • まずはテキストを広げてみる(ながら学習)
  • 子どもとの絵本読みを学習時間に置き換える(置き換え学習)
  • テキストの例文を読み上げるだけにする(リーディング学習)

他にもいろいろありそうですね!!

まず、なんらかの時間、「英語に触れる」ということを意識できたら良いと感じています。

脳外OTママ
脳外OTママ

「ママも英語でお話できるように、お勉強しているんだよ」と教えてあげてもいいですね。わたしはときどき娘にそのようにお話ししています。

脳外OTママの英語苦手ママ・パパ応援 コラム

いまはまったく走らなくなりましたが、脳外OTママは妊娠発覚前までバリバリの市民ランナーでした。

走歴は7年ほど、月間走行距離200km。初マラソンでサブ4達成。フルマラソンは3時間47分がベストタイム。

練習メニューは、10km走をベースに、週末にポイント練習(ビルドアップ走など)、ロング走20-30kmをやっていました。週1-2のレストをのぞき、ほぼ毎日走っていましたね。

そして、レース1か月前までに段階的に負荷をかけて、脚づくりをしていました。

計画を立てて実行するのが得意な方、苦手な方もいらっしゃると思います。

それでもコツコツ続ければ、わたしが初マラソンでサブ4を達成したように、目標とするところへ走っていけると思います。

大切なのは「継続すること」であると、わたしはマラソンから学びました。

英語苦手ママ・パパが語りかけを増やしていく具体的な方法は?

先ほど、わたしのマラソンの話題で、「ビルドアップ走」というポイント練習をしていた、という内容をコラムに書きました。

ビルドアップ走とは、

余裕のあるペースで走り始め、次第にペースを上げて行きながら、一定の距離または時間を走りきるトレーニング法

です。

距離とペースの設定次第で、さまざまなトレーニング効果が得られると言われています。わたしはこのトレーニング法はとても苦手でしたが、心肺機能とメンタル面を鍛えるにはとても有効だったと感じています。

ビルドアップ走の発想を語りかけにも応用!?

これを語りかけの中でも応用しています。

最初は、S + V つまり、「動詞」→「主語」の順で決めて一番シンプルな文章で話します。

あるいは「主語」はスキップして、「動詞+目的語」のパターンでも良いと思います。

次にこの文章に「前置詞+名詞」の組み合わせか、「目的語」のパターンを加えてみます。

そのあと前置詞を加えて、場所や時間、手段などの情報を加えてみましょう。

もう少し応用で、while, when, before, after, ifなどの接続時を使ってより具体的に描写しても良いですね。

センテンスを伸ばす一番シンプルな方法です。

センテンスを伸ばしていくイメージ。徐々にビルドアップさせていく感じで増やしていきます。
脳外OTママ
脳外OTママ

ちなみにこの方法はお子さんにも有効です。お子さんも一緒に英語の発想を母国語形式で身につけていきましょう。

さらにバリエーションを増やしていくには? ポイントは「動詞」に着目!!

これをさらに以下の方法で動詞にバリエーションをつけていくと良いです。

  • 時制を自在に変化させる 
  • 助動詞を必要なときに忘れずに使う
  • doing, to do を使い、動詞の意味を「補う」

わたしの場合、これらが自在に出てくるようになるにはまだ程遠いのですけど、言い直しもしながら、とにかく「口に出してみる」「しゃべってみる」ことを意識しています。

子どもへの語りかけだけでなくて、思ったこと、感じたことまで聞いている人はいなくても、ひとり言で英語にしてみることを習慣にしています。

どうすれば自分の言いたいことが言えるのか、だんだんわかってきた気がします。おそらく英語の発想が身にしみている段階なのかもしれませんね。

このビルドアップ法で4歳なりたてほやほやの娘が最近使えるようになったフレーズは?

あやちゃん
あやちゃん

こんな感じでママに語りかけてもらうと、ちょっとずつだけど英語でどうやって表現したら良いかわかってきたよ!!

ママもあやちゃんとおしゃべりしたり、独り言でしゃべったりしているうちにだんだんごく簡単なことなら英語で表現することができるようになってきたよ。

脳外OTママ
脳外OTママ
あやちゃん
あやちゃん

It’s getting better!!

子どもって大人の真似をするのも大好きですね。語りかけの効果にはこういう部分もあると思うんです。無理に上手にしゃべろうとする必要はないです。まず、英語に向き合ってみようとか、英語でのおしゃべりを楽しんでみようとか、そんな気持ちで良いと思います。

脳外OTママ
脳外OTママ

最後まで読んでくださりありがとうございます。次回のステップも楽しみにしていてください。

わたしが実践中のおうち英語のバイブル「ファーリンガル」の効果は?

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