おうち英語で語りかけしながら英語苦手を克服!! 9つのステップ

ステップ6 what, where, who, why, howなどの認識をあらためよう

誤解してはいけないwhat, where, who, why, how

こちらも誤って学習している可能性があるんです。これらは質問文を使うために用いられているわけではないですよね。あたかも、質問文を作るために存在していて、それは文頭にくる、という認識でいると、いつまでたってもこれらを使いこなすことは難しいでしょう。わたしは次のように考えをあらためました。

whatもの、事柄
where場所を示唆する
whoひと、人が誰かという情報を示唆する
when
why理由
how手段や方法、状態を示唆する
how many ○○○○の数
how much ○○○○の量
how longものや時間の長さ
how often頻度

what, where, who, why, howの質問文のパターン

例えば、会話ではこんなパターンも「あり」です。

Aya plays what sport?

Aya plays ball where?

これらをオーソドックスな言い方にすると、

What sport does Aya play?

Where does Aya play ball?

となりますね。

それから、うっかりこう言ってしまうこともありませんか?

What did you see a movie? (Whatはa movieを示唆しているはずなのに…)

What did you watch TV? (WhatはTVを示唆しているはずなのに…)

What did you eat lunch? (Whatはlunchを示唆しているはずなのに…)

同じ内容を示す言葉が「文頭」「文末」に分かれてしまっているのって、実は不自然ですよね。だったらこうすればいいですよね。

What movie did you see?

What TV did you watch?

What lunch did you eat?

脳外OTママ
脳外OTママ

実はまだまだこういうミスをしています、笑

what, where, who, why, howの応用パターン

次は学生時代に関係代名詞というので習った内容を含みます。しかし、いったん関係代名詞というのは忘れましょう。先ほどの表に書いた意味を意識しながら次の文章を読んでみてください。

  • The ghost like kids who is bad.
  • I don’t know how old he is.
  • I can’t tell you how much money I make a month.
  • Does it matter where I live?
  • I haven’t decided what I’m going to do this weekend.
  • I’m not sure what she wants for her birthday.

下線部のフレーズは丸暗記してしまい、そのあとにhow, what, where … + 主語 + 動詞 というように続くということだけ覚えておけば良いですよね。

脳外OTママ
脳外OTママ

着目すべきは最初にもっとも言いたいことが文頭にきていることだね。「わたしは知らない」「わたしは言いたくない」「どうでもいいでしょ」「わたしは決めてない」ってかなりストレートに感じるよ。それが何か、ということを以降に詳しく補足しているんだね。

へぇー、おもしろいね。会話にそんな特徴があるんだ!!

ルルちゃん
ルルちゃん
脳外OTママ
脳外OTママ

まだこの特徴に慣れてなくて、Native Campの日本人講師の先生にトレーニングしてもらっているよ。

英語苦手を克服するポイント6

ここではやはり声に出して何度も質問文を作ることにトライしてみたら良いと思います。わたしの場合、娘が言ってきた内容をそのまま質問文にして聞き返す、ということをしばらくしていました。すると、am / is / are / was / were や do / does / did / have done / has done などの選択ミスも減り、すんなり出てくることが増えました。

慣れるまでは繰り返し、それこそ何回も何回も声に出すことが必要なのだと感じたのでした。

ステップ7 名詞の修飾の仕方を学ぼう

名詞の修飾の基本を日本語と英語で比較して覚えよう

日本語の場合と英語の場合では名詞を修飾する言葉の位置が違います。

日本語
  1. 大きいスイカ
  2. 小さいスイカ
  3. お皿の中のスイカ
  4. きのうわたしがスーパーで買ったスイカ

名詞の前に修飾する言葉がきます

英語
  1. big water melon
  2. little water melon
  3. the water melon on the dish
  4. the water melon I bought at supermarket yesterday

英語はまずそれがどんなものであるのか先に言います。それを修飾する言葉はその名詞のあとにつきます。

  • big water melon, little water melonは形容詞が名詞の直前についています。
  • the water melon on the dishは後半に前置詞+名詞による「場所の情報」がついています。

おそらくむずかしいのは最後のパターンではないでしょうか?

関係代名詞という概念はとりあえず忘れよう

基本的に名詞のあとに「主語+動詞…」の構造をつけると、「主語+動詞…」は名詞を修飾します。

そしてそれ全体がひとつの名詞となり、ちょっと長い名詞が出来上がります。

  • the water melon I bought at supermarket yesterday
  • the water melon I bought it at supermarket yesterday

なぜこのように構成できないのかというと、名詞と「主語+動詞」が結びつくには、修飾される名詞の行き場が「主語+動詞」の文構造の中に残されていないといけないからです。

the water melon I bought it at supermarket yesterday

といってしまうと、it=the water melonですから、the water melonの行き場がI bought at supermarket yesterdayの中になくなってしまいます。

学生時代に習った関係代名詞を使わない理由としては、基本的に会話の中では省略することが多いということが挙げられます。

それでも関係代名詞を使わなければならないシュチュエーションがこんな場合です。

  • the person the person loves me
  • a robot a robot can talk

こんな場合で、修飾される名詞が「主語+動詞」の主語自身である場合はwhoやthatを使うと覚えておくと良いと思います。

できあがったちょっと長い名詞を文中で、ひとつの名詞として、ひとつの単語として扱えるようになるというのが、名詞の修飾ではるかに重要になります。

英語苦手を克服するためのポイント7

まず関係代名詞という学生時代に習ったことを忘れるのがスムースなやり方のように感じました。理由は先ほどもあったように会話で省略されることが多いからです。

ちょっと長い名詞を上手に作れるようになると、長いセンテンスでの語りかけもできるようになってきます。

まずは「名詞+前置詞+名詞」のパターンから始め、次に「名詞+主語+動詞」のパターンで語りかけができるようにしていくと良いと思います。

ステップ8 to不定詞, doing について知ろう

to不定詞, doingについて

to不定詞、doingについても○○用法というのは忘れて、

  • doing : もともと動詞であったものを違うものに変えて、文中で使うために–ing をつける
  • to不定詞 : 動詞、名詞、形容詞が単独では意味をなさない場合、その意味を補うためにつける

英語苦手を克服するポイント8

シンプルに認識できたところで、たくさんの例文に触れていくと良いと思います。こちらも、おすすめは文法書で学習することです。

わたしは丸暗記はとても苦手で、娘の語りかけの中でいくつかパターンを用いて使っています。I forgot something. のパターンだけじゃなくて、I forgot to do my homework. と使うパターンで言ってみる、I refuse something. のパターンだけじゃなくて、I refuse to help them. で言ってみるなどですね。

ステップ9 want, tell, ask, let, make, get, haveについて使いこなす

want, tell, ask, let, make, get, haveなど頻出動詞を使いこなす

次のステップは、want, tell, ask, let, make, get, haveについて使いこなすようにしていくことをあげました。使いこなせると便利な構造なのに学校ではほとんど学習されていないというのがこのパターンだそうです。

まずこちらの例文を見てください。

文法構造としては、主語+ 動詞+ 目的語+ 補語 になりますが、実際はこういうことですよね。

覚えると便利なパターン

よく使うと思う以下のパターンは覚えたいですね。

  • ask someone to do something
  • tell someone to do something
  • make someone do something
  • let someone do something

注意したいのは、使役動詞のmake とlet ですね。someoneのあとはdoです。

脳外OTママ
脳外OTママ

難しい単語を覚えるよりも、まず知っている単語の使い方を基本的に見直さないといつまでも話せないと感じたのがこのUnitを勉強していたときでした。

英語苦手を克服するポイント9

実はこのステップこそ、おうち英語教材がフルに役立ちます!! 頻出単語を使いこなせるようになりたいのであれば、手持ちの絵本の動詞に着目して読んでみましょう。

わたしの場合、ディズニー英語システムとCTP絵本がかなり役に立ちました。このふたつの教材は大切なフレーズを繰り返しながら、刷り込ませてくれるのでとても良いです。

実際に見て覚えた単語は、繰り返し子どもへの語りかけで使っていきましょう。

まとめ

どれも初歩的な内容ばかりだったかもしれませんけど、英語初級者でもすんなり会話ができない場合は見直してみたら良いのではないかと思います。

それでは、これまでのステップをおさらいしながら、やってみると良いことを整頓しましょう。

  • 絵本を読みながら英語のルールを確認していきましょう。絵本はリーダー本、ストーリー性のある絵本の2パターンを活用してみるのがおすすめです。
  • 文法に自信がなければ、ステップ4-9で挙げた項目にしぼって文法書で復習しましょう。きっちりやると時間がかかるので、ノートはあえて作らず声に出して解答してみて、正答ならば繰り返し読み上げてスラスラ言えるようにしましょう。
  • できるだけ省エネルギーでおこないましょう。無理はせず細く長く継続することを意識しましょう。
脳外OTママ
脳外OTママ

最後まで読んで下さりありがとうございます。こちらの記事はリライトを重ねながら、よりわかりやすいものにアップデートさせていきたいと思います。

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