おうち英語の語りかけはどうしたらいい? 英語苦手ママ・パパのフォースステップ

ひさしぶりに「語りかけ」シリーズの記事です!

しばらくアップデートしていなかった「おうち英語の語りかけはどうしたらいい?」のシリーズです。

今回の記事では、

  • 語りかけの書籍などを活用できないのはなぜか?
  • 英語学習のテキストを上手く活用ではないのはなぜか?

ということを書き出していきたいと思います。

語りかけの書籍が役に立たなかったのは、まさにわたしのことなんですけどね。

どの要素が重要で、何か足りていなかったのか、自身の反省も含めて記事にしたいと思います。

英語がしゃべれないので語りかけの書籍を購入するものの挫折

最初はいいなあと思っていくつか語りかけの書籍も買ったし、自身の英語学習のためにテキストも購入しました。

でもこれらをうまく活用できませんでした。

なぜか毎回このような失敗を繰り返してしまいます。原因はなんでしょう?

「これって今わたしが子どもと会話したい内容じゃない」

語りかけの書籍が日常生活に即した内容にもかかわらず、そこに書かれていないことを話したいというシチュエーションになることが多かったです。

そうなってくると、応用が利かないので、「うーん。使えない」ってなってしまいました。

何度も見返すのが面倒になってくる

応用が利かないので何度も見返してみるということが面倒になってくるんですね。

あと、こういう語りかけの書籍には音声CDが付いているパターンが多いんですけど、その箇所に行くまで結構ストレスがかかります。このフレーズ、と思ったらさっと音声も確認できるくらいじゃないと使い勝手が悪いです。

語りかけの書籍の失敗から学んだことは?

ここで感じたのは、語りかけの書籍を有効活用できる方は、ある程度基本的な単語や文法事項をマスターしていらっしゃる方だということです。幼児の英語絵本であれば、難なく内容もポイントも理解できるそんな方たちです。きっと、語りかけのフレーズひとつから3つでも5つでも応用させていけます。

どのように語りかけて良いかわからないだけでなく、中学英語などの基礎レベルが落ちているようであれば、語りかけの書籍の内容から発展させていくのは難しいのではないかと感じました。そして、英語がパッと出てこない初級者に必要なことは何かということに気づきました。

自身の英語学習のためのテキストについては?

どこから学べがよいのかわからないもどかしさ

基礎的な内容であっても、文法用語がバンバン出てくるし、理解しにくかったです。どこから学びなおせば良いのかわかりませんでした。英語学習の方法について学び直す必要がありました。なんでこうなっているのか、フィードバックが得られないと自信が持てないんですね。もどかしい気持ちになります。

効果がすぐに感じられないと浮気ぐせが多発

飽きてくると違うものに目移りしてしまいます。良かれと思って買ったものは、次に開くのはいつ? というくらい見なくなってしまうのです。これを繰り返すため、非常に効率が悪いです。

結局この問題については、ひとつのテキストに絞ったことで見事に解消されました。

脳外OTママ

このような挫折ばかり繰り返し、無駄な買い物ばかりしている場合じゃないって思いましたね。

結局何が言いたいのかというと

語りかけの書籍では、そのシチュエーションにならないと活用できないし、子どもの応答が異なれば、それに対する返事も変わってきます。

個々のシチュエーションに対応できるようになるには、以下の要素を浅く広く塗りつぶしていく必要があるのではないかと感じたのです。

  • 基本的な文法について学んでいる必要があるでしょう。日常会話レベルであれば中学英語相当の内容です。
  • 語りかけの書籍も文法書もそうなんですが、「型」「パターン」をどんどん入力した方が圧倒的に効率が良いように感じます。丸暗記はしません。
  • 頭だけで理解しようとしないで、声に出してみたり、書いてみたりして工夫をしている。
  • 短期的効果を期待しすぎないのも大切です。言語習得はある程度コミットしても時間のかかるものだと構えておいたほうが心も気楽です。
コラム「語りかけしたい場合は、文法書から入るな」は現実的なアドバイスなのか?

ときどき「語りかけしたい場合は、文法書から入るな」という考えの方もいらっしゃいますが、基本的なことも理解できていないようなレベルであれば、やはり基礎は大切だと思います。この先もいろんなバリエーションで語りかけをしていきたいのであればなおさらです。

短期的な効果だけ期待するのであれば、語りかけの書籍で十分OKですよ。なんなら、無料で得られるInstagramやYouTubeのコンテンツを活用しても良いと思います。使い方によっては、これらはすごく良いツールになると思います。

同じように子どもの英語絵本もよい教科書になりますね。

でも、子どもは成長に合わせて語彙力も表現力も上げていきますよね? それに合わせていくとなると、コツコツ調べたり、声に出して言ってみることって必須だと思うんです。

その工程をすっ飛ばして「ペラペラ語りかけができます」っていうことになるのは可能性としてはすごく低いと思います。

Native Campの日本人講師の先生から学んだこと

わたしはNative Campで毎週日本人講師の先生とFree conversationをしています。事前に予習もして臨み、先生から的確なアドバイスを受けながら「会話する」トレーニングができるのでとても有意義な時間です。

どこの文法事項でつまずいているのか気づいていきますし、表現の仕方もバリエーションが増えていきます。

最初は挨拶くらいしかすんなり出ませんでしたけど、今では自分の伝えたい内容が日本語に訳すことなく出てくることも増えましたね。

先生からアドバイスをいただきありがたかったことはいくつもあるのですが、これはとくによかったというものをシェアします。

  • 失敗を繰り返しながら成長していく。失敗することを恐れないでやっていきましょう。
  • 何度もブレイクスルーを繰り返しながら成長していきます。停滞期があっても腐らずやっていきましょう。
  • 日常の話題を提供することで、そこから会話がたくさん膨らんでいきます。これは自身が成長していく上でとても良いです。

可能であればゆくゆくはニュースジャンルなど、すこし日常から離れた内容についても自分の考えが述べられるようなレベルになりたいと思います。そうするとすこし学習の方法を変えていかなければならないところもあると思うのですが、娘の成長に合わせてわたし自身も頑張りたいところです。

脳外OTママ

最後まで読んでくださりありがとうございます。