わが家のコンセプト
わが家が完成したのは2020年の春でした。
いくつかのコンセプトから作られたわが家ですが、そのひとつに「愛猫のルルちゃん専用のお部屋を作りたい」という希望がありました。ルルちゃんのプロフィールはこちらからどうぞ。
前回はこちらの記事でガーデンを楽しむ家を紹介しました
今回の記事では、ペット専用ルームを完備したわが家の2.5階の間取りと、ルルちゃんのお部屋について取り上げたいと思います。
賃貸マンション住まいでの不都合さ
2LDKの賃貸マンションに結婚後は住んでいました。
結婚してすぐに愛猫ルルちゃんを自宅に迎えることになり、家族は3人になりました。そして翌年には娘が誕生しました。
愛猫ルルちゃんは、1部屋まるまる自分の部屋として使っていましたが、その部屋が娘のあやちゃんの部屋になりました。ルルちゃんはリビングに追いやられ、定位置は簡易的なキャットタワーの上となっていました。
ちょうどルルちゃんが1歳くらいのことです。もっとのびのびとくつろぎたかったのではないかと思います。
新居には愛猫専用のお部屋に作りたい!!
新居を建てるにあたって、真っ先にわたしが注文したのは、ルルちゃんがくつろいで過ごせるペット専用ルームでした。
狭くてもいいので、キャットステップを壁面につけて、窓辺でくつろげるようにしたい。お留守番のときに安全に過ごせる環境にしたい。
こんな希望からペット専用ルームの構想が生まれました。
実現するかしないかは別として、希望はどんどん出していこうよ!!
じゃあ、ルルちゃん専用のお部屋とガーデニングを楽しめる庭を作りたい!!
ママ、わたしにも専用のお部屋を作ってくれるの? 嬉しいなあ。
ペット専用ルームを作る上でわたしが配慮したこと
飼い主がペット専用ルームを作るにあたって配慮したこと
2階はこのような構造を想定していました。
- マスタールーム
- 子ども部屋 2部屋
- ペット専用ルーム
- トイレ
- お風呂
- バルコニー
間取りを考える際に、以下のような配慮したいことがありました。
- ドアで締め切りたくない(愛猫の様子がわからなくなるため)
- 外の景色が眺められることと、空気の入れ替えができるように窓をつけたい
- 夏の暑さが心配なので、それに対処したい
- 壁紙を爪とぎに使われたくない
これらの問題をクリアするために、設計士さんもプランナーさんも工夫してくださいました。
間取りはこのようになりました
ドアで締め切りにせず、ガラスの引き戸を採用
写真のような引き戸を採用しました。採光も良好で、廊下からもルルちゃんの様子がわかります。
窓のそばに棚を設置
写真のように外を眺められるように棚を設置してもらいました。強固なものです。こちらを伝って、左右の壁面のステップに移動できる動線にしました。
なお、壁面に採用したステップ台、爪とぎはMY ZOOで購入しました。
とても可愛いデザインで、わたし自身も気に入っています。
設置は大工さんにお願いしました。
夏の暑さ対策は瓦の採用とマスタールームのエアコンの空気を取り入れることで解決
遮熱性を高めために屋根は瓦を採用しました。厚みがある分、いくらか暑さを軽減してくれます。
マスタールームと子ども部屋にはそれぞれエアコンを完備しました。
マスタールーム側から通気口を介してペットルームに涼しい空気が流れ込むようにしました。こうすることで夏も快適にお部屋で過ごすことができます。
壁紙を爪とぎにされたくないから工夫したのは…
壁紙の選択
爪とぎの様子はとても可愛いのですが、賃貸マンション住まいのときは、壁面がボロボロになるほど爪とぎをされ、すべての壁紙を交換するかたちで退去しました。
ですから、壁紙選びにはこだわりました。
- 材質はツルツルしている
- 抗菌効果があり、耐久性も高い
- 色味は各部屋の雰囲気を壊さないデザインに
すると、動物病院などでも採用されている壁紙の存在を知りました。耐久性に優れています。
これならすべての条件に叶う!! と思い、その中でもわが家のイメージカラーのイエローのストライプの壁紙をセレクトしました。
当初、MY ZOOのキャットステップも壁紙に合わせて色をつけようと思いましたが、塗料が剥げて誤って飲み込んでしまっても心配ということもあり、それはやめました。
写真のように柔らかみのある空間に仕上がりました。
ルルちゃんも落ち着いて過ごせているように感じます。あとルルちゃんがますますかわいく見えますね。
爪とぎの選択
一方、爪とぎの欲求は壁に設置した同じくMY ZOOの爪とぎポールが活躍しています。劣化すれば、爪とぎの部分だけ交換できます。
使い捨ての段ボールなどで研ぐのが好きな子もいると思いますが、こちらの商品は猫の爪とぎ欲求にも充分に応え、掃除も不要なので便利ですよ!
あと、設置方向を縦するか、横にするかの選択もできます!!
愛猫ルルちゃんのふだんの過ごし方は?
お留守番のとき
ルルちゃんは平日このお部屋で留守番をして過ごします。
われわれが出発する直前は窓辺から人の行き来をぼんやり見ています。
帰宅する際、わたしたちは外から彼女の部屋の窓を真っ先に見るのですが、夕方は八角形のステップ台に乗って夕日を眺めていることが多いです。脱走のリスクもなく、安全で快適に過ごせているようです。
休日の過ごし方
ルルちゃんのお部屋は完全なペット専用ルームにしましたが、リビングルームについては、「ひともネコも心地よく」というのがコンセプトになっています。
ルルちゃんのために準備したのは水分くらいで、トイレのときは2.5階の自分のお部屋に移動してやってもらっています。
環境は以前こちらのブログで紹介したプライベートガーデンが眺められる環境なので、日当たりもよく、季節の花が眺められますし、小鳥や蝶などがガーデンに来てくるので、それはそれで良い刺激になっているようです。わたしたちがリビングにいるときは窓を開けて、サッシにすることで風を通してあげています。
夜になると、パパがソファーに座ってテレビを見始めるので、そうすると仲良くソファーでくつろぎ始めます。抱っこしてもらったり、撫でてもらえるし、心地よいようです。
就寝時間になったら、一緒に2.5階のマスタールームに連れて行きます。
こうすればよかったなあと思ったこと
こうすればよかったなあと思うのは、マスタールーム、娘の部屋にはネコ専用ドアをつけてあげればよかったなあということがあります。
基本的にママが好きなので、ママが娘のあやちゃんの部屋にいれば、そちらのドアをノックしてきて、「中に入れて」と催促してきますし、甘えてきます。
そうすれば、行きたいタイミングでストレスなく移動できたかもしれないと思います。
まとめ
愛猫のためのペット専用ルームを作ってみて、あらためてひとも動物も快適に過ごせる空間に仕上がってよかったなあと思います。
外に出られない分、窓から景色を楽しめたり、空気に触れることができるようにしたのはよかったし、ステップ台を設置して、高いところのアクセスもしやすくしたのもよかったなあと思います。安全で過ごしやすい環境に仕上がったと思います。
また、ルルちゃんはもうじき5歳になるのですが、どうしてもこの先避けられないのは加齢による影響ですね。そのときは彼女に合わせた空間に変化させていこうと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!!
ペット専用のかわいいアイテムも紹介していきますよ!!