おやこノートってどんなもの?
おやこノートを知ったのは、娘と継続できる交換日記のような商品がないか調べていたときでした。娘と日記をつけたいと思ったきっかけは、文章を書くスキルを向上させたい、日記を思い出としてかたちに残しておきたかったためでした。
日記なので普通のノートに書いていってもよいだろうと思ったのですが、商品紹介を読んでいて、継続していくのにとてもよい内容がいろいろあったので、こちらの商品を購入することにしました。
今回の記事では、以下のような内容について紹介していきます。
- おやこノートとはどのようなものか?
- どのような効果が期待できるのか?
- 実際におやこノートを使ってみて
- おやこノートを継続していくコツ
おやこノートとはどのようなものか
おやこノートの監修は教育家・石田勝紀先生
このノートは、親子のコミュニケーションを通して、子どもの自己肯定感を高めるきっかけがギュッとつまった親子のための交換ノートです。4〜7歳頃を対象とした前作の『OYAKO NOTE』に「書くことで会話が増えた」「親子の絆が深まった」といったお声をたくさんいただいたことから、小学生に上がった子どもたちがもっと楽しんで続けられるノートをつくろう! と考えたのが今作のはじまりです。
今作は教育家・石田勝紀先生に監修いただき、対象年齢を7〜10歳頃としました。学校生活で学習する内容や、身に付けたい力にも沿う内容になっており、親子の絆をより深め、子供の自己肯定感UPにつながるコンテンツが満載です。
この『魔法のガイドブック』では、石田先生から、おやこノートを楽しく活用・継続するためのヒントや、効果的な使い方、子どもの自己肯定感をぐんと伸ばすためのコツを、先生のメソッドを交え、ていねいに解説していただきました。また、使っていただいた親子の皆さんから出てきた「困った!」や「こんなときどうしたらいいの?」のお悩みにも答えていますので、ノートの近くに置いて、ぜひご活用ください。
おやこノート(OYAKO NOTE for school age)は、いろは出版より発売されている親子の交換ノートです。こちらから製品の紹介を見ることができます。
製品には以下のような内容が含まれています。
- OYAKO NOTE 1冊 (全95ページ)
- 親子の交換ノート 魔法のガイドブック (全47ページ)
魔法のガイドブックで、おやこノートを始める前の5つの心がけを読み、おやこノートの基本的な使い方を学びます。また、こちらのガイドブックには、おやこノートを使う際に生じる悩みにも著者である石田勝紀先生が解答しています。
石田勝紀先生の著書はたくさんありますので、ご存知の方も多いかと思います。
未就学児・小学生の児童が対象になる書籍はこちら
おやこノートの構成
おやこノートは3種類の日記とQ & Aのコンテンツから構成されています。
- 「しつもん日記」 親子で質問し合いっこをする日記のページ
- 「気もち日記」気持ちを書く日記のページ
- 「じゆう日記」絵や文など自由に書く日記のページ
- 「いっしょにQ & A」親子で同じ質問に答えていく息抜きコンテンツ
この3種類の日記のフォーマットが計3回、4サイクル繰り返されています。継続しやすい、楽しめるような構成になっているのが特徴的です。
すべての日記には、日々のコミュニケーションが深まるように子どもの書いた日記にコメントを書く「ひとこと」欄と、子どもへの感謝の気持ちを伝える「今日のありがとう」の欄が設けられています。
どのような効果が期待できるか?
だんだん書き慣れていくと自由度の高い日記にステップアップできるように工夫がほどこされています。繰り返しにより内容が深まったり、より主体的に取り組めるので、ふつうにノートに日付と内容を書いていくのとは違います。
また「書く」ことで「文章能力」を上げるだけでなく、自分の気持ちや感じたことなどを「想起」したり、「表出」する練習にもなります。1日の振り返りや日々の出来事も記録として残せます。
何よりいいのが、「親子の交流」が深まるという点です。交換ノートなので、子どもとの距離感は常に「対等」です。これも、おやこノートのねらいではないかと思います。
実際におやこノートを使ってみて
実際にわが家で使ってみた様子をレビューしていこうと思います。交換ノートは娘だけでなく、ママ(わたし)とパパが参加しています。おやこノートを書き始めてからは、体調が悪いとかそのようなことがなければ、毎日の読み聞かせや音読の前に机に座って書いています。
この時間は、お風呂上がりのリラックスしているときです。就寝前の1日の振り返りには最適な時間です。
デジタルな時代だからこそ、アナログがよいところもあって、おやこノートもそのひとつではないかと思います。内容を考える、紙に書く、反応が返ってくる、ということを繰り返すうちに、だんだん習慣となってきました。
夫も楽しみながら参加してくれているのが嬉しいですね。
わが家の場合
- 文章を書くことが親子ともに習慣となった
- 書くことが好きになった
- 親子での1日の振り返りの内容がより具体的になった
ということが、効果としてみられました。
実際に小学生になったら、国語や道徳などの授業を通して、文章力もどんどん向上していくのではないかと期待しています。
おやこノートを継続していくコツ
おやこノートを継続していくコツを紹介していきます。
コツ① 毎日書かなくてもよい
「日記だから毎日書かないといけない」という固定概念はなくてもよいと思います。著者の石田勝紀先生も「書けるときに書けばOK」とコメントされています。心にゆとりのあるときに、子どもと一緒に楽しみながら書けるとよいのではないかと感じました。
コツ② 内容を読み合う、会話をする
お互いに書いた内容をしっかり読み、それについて会話もするとさらによいと感じました。子どもが「今何を考えているのか?」「何を感じているのか?」ということが書き出されるので、それについて会話もします。
コツ③ 親も楽しみながら書く
書いてある内容は子どもの成長や個性に合うように自然になっていくと思います。たまにはイラストを描いてみたり、英語で作文してみたりして、子どもの反応を楽しんでいます。
コツ④「魔法のガイドブック」を活用
おやこノートのとてもよいところは、「魔法のガイドブック」がついていることです。このガイドブックには日々の忙しさで忘れがちになっている大切なことや、子どもとの関わり方の見直しに貢献してくれます。自己肯定感を高める10の魔法の言葉もヒントになります。手元に置いて、読み返せるようにしておくとよいです。
おやこノートを活用して
おやこノートをさらに継続してみて、娘も成長していくのでその変化を楽しみたいと思います。新しい気づきがありましたら、またこちらのレビュー記事を更新していきたいと思います。
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