驚くべき変化は続く!!

こちらの記事はファーリンガル実践中のわが家の最新のおうち英語の変化をレポートしたものです。現在、わたしの娘は4歳6か月となっています。
ファーリンガルで発信されている内容を実践していったことで得られたのは、次のようなことでした。列挙してみるとこんな感じです。
ファーリンガルを初めて気づいたこと
みなさんきっと気になるのではないかと思うのが、ファーリンガルからどんな気づきが得られたのかということです。
どのくらい話せるようになったかはあくまで個人の結果で同じ取り組みをしても差がでるところだと思いますが、その工程は気になるところだと思います。
①「比較しない」「焦らない」 心のゆとりが得られる
娘の変化も目をみはるものはあるのですけど、わたし自身の心境の変化もものすごく大きかったです。
いろんな教材を買っては使えず、先が見えないおうち英語に不安を抱えることもありました。
でも不安に感じていると、やっていることに自信がないと、子どもに伝わってしまうんですよね。
「もっと育児を楽しみたい!」
って思っているはずなのに…
精神的にゆとりがない状況は、ママにもお子さんにもネガティブ要因となります。
ファーリンガルをはじめてから、とにかく「比較しない」「焦らない」。精神面の変化が大きく得られました。
②子どもを観察する能力がアップする
ファーリンガルで子どもがどのようなステップで英語を習得していくのかという道筋がわかってくると、先を見越すこともできてきますし、子どもの観察能力もアップしてきます。
おうち英語は、薬の効果などを判定や、テストの点数のように結果を数値化させることは難しい分野ですね。
わたしの場合、次のように娘の変化を感じとり、その記録をツイッターやインスタグラム、ブログで残すようにしました。つまり、継時的変化を追うことにしたのです。
「センテンスで話すようになる」ということを例にとると
このような感じで、いろんな変化があるわけです。とくに日本語は「省略」をよしとする構造になっていますから、英語の基本構造を絵本読みや動画、遊びなどを通して理解していくのはとても大切だと感じます。
なぜこのような変化が起こる?
このように観察する目を養えたのは、ファーリンガルのメインとなるStep別のリストと動画です。どの視点で観察していけば良いか予測がつくので、これには大いに助けられています。今後もコンテンツは発展していくので、楽しみにしています。
③英語はひとつのツール、その先に見えてくる言語の奥の深さに気づく
これもよく言われていることかもしれませんが、英語はあくまでひとつの言語のツールですね。ですから、最終的なゴールとしては、英語「で」自分自身の考えや思いを表現できたり、創造できたりするところに行き着くのだと思います。
わかってはいても、難しいですよね。
最終的なゴールを子どもが社会人になったときと設定したとき、成長に合わせたアプローチが間違えなく必要になってくると思います。ずっと幼児英語を使っているわけではなく、表現の幅も成長に合わせて広がり、会話のスピードも文章能力もより洗練され、伝えたいことの核心に近づいていけますね。
わたしの場合、娘とのおうち英語はバイリンガルというよりも第二言語の習得、とイメージしています。娘も母国語の影響をすでに色濃く受けていますし、結果的にその方がしっくりくるような気がしているのです。
生きるために必要なコミュニケーションという術を、多様性の渦巻く社会の中で子どもとともに養っていきたい、そのように望んでいます。日本語も英語も大切にしていきたいですね。
もう一度まとめるとファーリンガルで親が得られることは…
- 「比較しない」「焦らない」 心のゆとりが得られる
- 子どもを観察する能力がアップする
- 英語はひとつのツール、その先に見えてくる言語の奥の深さに気づく
列挙すると「なんだ当たり前のことじゃないか」と思われるかもしれませんね。でも、おうち英語に力が入りすぎているとき、子どもに無理がきているとき、わたしたちは大切なことを見失いがちです。
ファーリンガルがサポートしてくれるので、心がざわつくときはもう一度初心に戻るために講座を再視聴したり、Step別シートを確認したりすることをおすすめしたいです。
実際の4歳6か月の娘のおうち英語の様子は?

娘のあやちゃんは現在、4歳6か月です。もうおうち英語を始めてから4年が経つのですね。まだまだひよっこですけど、そのなかでも成長が見られていることを嬉しく思います。
なぜファーリンガルを始めてから言語表出が増えた?
それは3つの要因がかさなったからだと思うんです。この3つなんだと思います? ファーリンガル受講中のあなたならパッと出てくるはずです。
まずひとつは大量インプットが効いたこと
大量インプットが大切であるということは言われていますね。それを踏まえてファーリンガルでは効率の良いインプットの仕方を詳しく紹介しています。このやり方はとても大切だと感じました。
うちの娘はディズニー英語システムもやっているのですが、CAPを獲得するにも有利でした。さらに、暗唱読みが得意なったり、絵本を親子で読み合うのが好きになったり、というふうになっていったのです。
発達段階的に言語が爆発する時期に合致した
興味がいろいろなところに出てくる「なんでなんで期」は、多くのお子さんの幼児期に現れますね。この「なんで?」が出てくる時期って、発話もぐんっと伸びる時期です。興味関心が発話につながっていくイメージです。語彙も増えてきますし、大人の口グセのまねも上手になりますね。
インプットを乳児期から初めていてちょうどその量がある程度のところに達したのと、言語が爆発する始めのタイミングがマッチしたのだと感じたのです。
興味関心をぐっと引き出すアプローチを大切にしていきたいですね。こちらもファーリンガルを実践していると自然と身についていきますね。
英語を好きになれたことが大きい
乳児期から英語が身近なところで流れているような生活をしていましたが、娘とわたしが英語が「好き」となれたのはファーリンガルで学んだことを生かし、発想を転換したおかげです。
たとえ多少つまっても、話し続けることをファーリンガルでは勧めていますね。どんなふうにして会話を続けていけば良いかはファーリンガルで学びました。
わたしも細かいミスは気にしないし、英語の構造さえ間違えていなければ、それがもっともネイティブっぽい表現の仕方であるかどうかということにはこだわりをもっていません。それは現地に行くなり、英語が学校教育に含まれてからでも学ぶことができますから。
娘もわたしもちょくちょく細かいところはミスしますが、お互いにセンテンスで話すことを意識し、話したい内容が相手に伝わることに喜びをもとうとしています。
加えて、子どもに必要な課題すなわち「遊び」を通して、英語「で」何かを楽しむということを週末になれば導入しています。
クッキングはわが家の定番だし、買い物中やゲームなどのシチュエーション、就寝前などは英語スイッチが入りやすいです。娘の方は「考えなくてもスラスラ出てくる」ことが格段に増えました。接続詞を組み合わせて話していたり、数量関係の表現も上手になってきました。
わが家の現在のおうち英語のストラテジーは…
わたしがおうち英語で普段やっていることは次のイラストの通りです。それぞれの割合をイメージ化してみました。

これは英語が苦手なわたしの戦術です。ファーリンガルから学んだことをそこに動員しています。
もちろんできないことはしません。すべて真似することはできなくても、まずできるところやコアな考え方はしっかり真似るのです。
さらに重要だと思うことは効果判定を意識すること
みなさんがなんらかの治療をセラピストから受けていて、その効果判定ってどうしますか? 気持ちよくなった、体が軽くなった、また行きたくなったなど、満足度で評価されるのではないでしょうか。
わたしは作業療法士として急性期病院でリハビリの仕事をしています。しかも中枢疾患という修復しにくい病気を診ています。急性期というもっとも改善が期待できる病期にかかわっていても、自身がおこなったリハビリテーションが回復の助けとなったかどうか判定するには慎重になります。また難しいケースでは、ある一定期間治療して評価しないと効果がみえない、ということもあります。
これはおうち英語にも言えることです。一定の方法で始めたら、まずは2週間ないし1か月は最低継続してみませんか? それから効果判定をしてみてはどうかと思うのです。
次々に親が教材を買い与えてしまい、方針が変わっていくのは、子どももついていけませんね。それから効果判定が難しくなります。なぜかというと、どの要因が子どものおうち英語の促進に繋がったかどうかわかりにくくなってしまうからです。
ただし、強く最初から拒否するようであれば、今はその時期ではないと判断し、無理しないことも大切ですね。
ファーリンガルの良いところはくどいですが、Step別になっているところです。厳密にこの順番に1つのStepをクリアしたら、次のStepという感じで進まないかもしれませんが、それでも先を見越したときに、子どもに何が足りていないのか、ということはよくわかります。どんなふうに応用してけば良いかということも見えてきます。
先ほど提示したように、一定の方法で継続して、その期間を得たのち再び振り返るのです。そうすることで効果を上げていくことができると感じています。
4歳になってからの娘の成長は?
わたしとのやりとりになると、英語スイッチが入って会話が連続して続くようになっています。パパと一緒にいるときは日本語ですね。わが家ではもっとも英語ができるのがパパなのですが、英語絵本を読む以外は協力的ではないのです、笑
複雑なことは言っていないわけですけど、基本的な文の構造は間違っていないし、楽しめているように感じます。これが一番嬉しいことですね。
会話のキャッチボールができる、そんな体験をたくさん積んで、いろんな方とのコミュニケーションが楽しめる段階にまで持っていきたいと思います。
ミナさんと対談させてもらいました!!

「ファーリンガル」を制作なさったミナさんと対談したんだよ。

えっ!? いつの間に??

ママ、何についてお話ししたの?

あやちゃんとのおうち英語についてお話ししたよ!! まだ視聴していない方、どんなお話をしたのか気になる方はどうぞこちらから視聴してみてください。
「ファーリンガル」を制作なさったミナさんと対談しました。YouTubeで見ることができますよ。こちらからどうぞ。