ディズニー英語システム(DWE)のCAP!! グリーンCAPでマスターしたい比較級

はじめに

前回までの関連記事はこちらです。

今回の記事では、「比較級」について取り扱おうと思っています。「比較級」を理解する上で必要な知識の確認と、「比較級」についてディズニー英語システムのグリーンのBookの内容を中心にピックアップしていきます。

この記事を読むのにおすすめの方

・ディズニー英語システムのユーザーの方

・ディズニー英語システムでグリーンCAP取得を目指していらっしゃる方

・英語での語りかけを頑張りたい方

・子どもと一緒に英語を学びたい方

脳外OTママ
脳外OTママ

今回はすこしボリュームがあります。ディズニー英語システムの教材をお持ちの方はグリーンのBookをみながら確認してみるとより効果倍増ですよ!!

ポストイットなどで目印をつけておくのも良いかも!!

ルルちゃん
ルルちゃん

なぜ「比較級」をピックアップしたのか?

なぜ「比較級」をピックアップしたのかというと、この内容がBook5からBook6までのストーリーの中でふんだんに使われているからです!!

繰り返される内容は、開発者の意図として「マスターさせたいフレーズ」という認識を持つと良いと思います。子どもは自然に歌やストーリーでインプットされますけど、親は意識していないと、グリーンCAPを目指すのにどこにテコ入れをしたら良いのか見失ってしまいます。

ステップバイステップは習熟度の確認としては秀逸ですが、範囲も広いですね。子どもがステップバイステップをやりたがらなくて、というのもときどきお見かけします。

さらにポイントを絞ってインプットとなると、DWEのBookのストーリーを繰り返し、繰り返し読み込み、かけ流しで強化していく必要があるでしょう。トークアロングカード、ファンアンドゲームなどのサブ教材でやる気を刺激してあげる方法も良いと思います。

「比較級」を学ぶ前にするべきこと

形容詞の習熟度を確認してみて

まず、どんな「形容詞」をディズニー英語システムを使って学んできたのか復習していきたいと思います。

「比較級」を理解する上で、形容詞や副詞の変化を知る必要があるからです。

「比較級」を使う前に形容詞の理解が不十分と感じる場合は、やはり基本に立ち返り、形容詞について復習すると良いと思います。例えば、トークアロングカードやブルーのBookの復習がおすすめです。

これまで子どもたちがディズニー英語システムで学習して来た形容詞のリスト

  • cold/warm/hot
  • wet/dry
  • short/tall
  • short/long
  • high/low
  • big/small/little
  • fast/slow
  • noisy/quiet
  • sunny/cloudy
  • tired
  • lazy
  • deep

脳外OTママ
脳外OTママ

必要に応じて日常会話でよく使う形容詞が他にあれば足していくと良いと思います。そして覚えた形容詞は日常会話の中でたくさん使うようにしていくとなお良いです。

文字通り形容詞は形などの状態の情報なので、子どもも言葉のイメージがつきやすいです。

スムースに使えるようにし、かつ「比較級」での使い方のパターンもディズニー英語システムの教材を使って定着させていきましょう!!

今回の記事では、形容詞の「比較」だったので、形容詞のみにふれました。副詞については今後、別記事にまとめていきたいと考えています。

「比較級」を学ぶ

「比較級」は基本的に単語の形

比較を理解する上で必要なのは、

  • 形容詞や副詞の変化を理解する
  • than, as, in, ofという単語の使い方を理解する

という2つのポイントがあります。

例えば、tallという形容詞は3つのパターンに変化します。

  • as tall(あるものやひとと同じくらいの背の高さ)
  • taller(あるものやひとと比べて高い)
  • tallest(3つあるいは3つ以上の中で一番背が高い)

ディズニー英語システムのグリーンでは、いわゆる最上級は扱われていないのですけど、as tall, tallestも同時に学習しても混乱しないようなら、触れていても良いかと思います。

脳外OTママ
脳外OTママ

とくにasはわたしも意識して子どもとの会話に取り入れていこうと思っています。

ディズニー英語システムのグリーンのBookではどのように扱われている?

グリーンのBook4 ページ13, 20

ページ13

・ドナルドとデイジーがお互いに釣った魚の大きさを比較するシーン

・ミッキーとスクルージの車の大きさ、古い・新しいを比較するシーン

ページ20

・スクルージとヒューイの年齢を比較するシーン

・ビルの高さを比較するシーン

・ミッキーとグーフィーの背の高さを比較するシーン

・ヒューイとドナルドの背の高さを比較するシーン

・クララベルとミニーの背の高さを比較するシーン

脳外OTママ
脳外OTママ

イラストが描いてあるとわかりやすいですね。それゆえ、「比較級」は子どももイメージしやすく、日常でも使っていきやすいフレーズに変化していくのではないかと思います。

基本の形はもっともシンプルな「比較級」のかたちをしています。

  • 平叙文

名詞 + be動詞 + 形容詞(比較) + than + 名詞.

  • 質問文

Whose/Who + 名詞 + be動詞 + 形容詞(比較)-

名詞 or 名詞?

グリーンのBook5 ページ3

・大きなクマが深く深く穴を掘り続けているシーン

The hole gets deeper

and deeper...

and deeper

ディズニー英語システム Book5 ページ3

このパターンは前述のパターンと違って、be動詞ではなくて一般動詞が用いられています。

グリーンのBook6, ページ12, 25

・ドナルドが夢の中で池で魚釣りをするシーン

This fish is bigger than the first fish.

And each fish is bigger than the one before.

ディズニー英語システム Book6 ページ12

こちらの文章では代名詞のoneやeachが用いられています。

・ミッキーのチームとドナルドのチームが野球で対戦する前のシーン

Our team is better than your team!

ディズニー英語システム Book6 ページ25

betterという「比較級」が用いられています。goodの「比較級」のかたちですね。

すでに形容詞のかたちでマスターしているものは、「比較」や「最上級」のパターンにも触れる機会があれば、混乱を避けながらもインプットしていっても良いと思います。

  • 規定外の比較、最上級
形容詞比較級最上級
goodbetterbest
badworseworst
littlelessleast
muchmoremost
farfurther / fartherfurthest / farthest

as 形容詞 as + 名詞 + can を学ぶ

最後に一緒に覚えてしまったら良いと感じたのが、

as 形容詞 as + 名詞 + can/could

のパターンです。

ルルちゃん
ルルちゃん

確かに!! かなりグリーンのBookでは使われてるね!!

・ドナルドが池に魚釣りをしていて一生懸命竿を引っ張るシーン Book5 ページ23

・ミッキーやクララベルたちの洋服を木に縛り付けるいたずらをしたチップとデールが逃げ出すシーン Book5 ページ40

・ミッキーのチームとドナルドのチームが綱引きをしているシーン Book6 ページ20

Donald pulls and he pulls as hard as he can.

ディズニー英語システム Book5 ページ23

このフレーズは、名詞 + canがついていることから、「○○ができる限り、強く・早く」というニュアンスで受けとると思います。

脳外OTママ
脳外OTママ

使い勝手も良いので、覚えておきたいパターンです。

・ミッキーのチームとドナルドのチームが綱を手放してしまうシーン Book6 ページ22-23

as strong as Donald’s team

as strong as Mickey’s team

ディズニー英語システム Book6 ページ22, 23

もうひとつはas strong as + someoneのパターンです。こちらも「someoneと同じくらい強く」というふうにasが持つ「同じ」というニュアンスを含めたい場合に役立つフレーズです。

まとめ

少しボリュームのある内容になりましたが、ディズニー英語システムのグリーンCAPでマスターしたい「比較級」についてまとめました。最後の as 形容詞 as + 名詞 can/could のパターンも一緒にインプットすることをおすすめしたいと思います。

今回の記事でまとめきれなかった副詞については、また別の記事で取り上げていきたいと思います。

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