ワールドワイドキッズ(Worldwide Kids)のStage1のエモーショナルトイ活用 Hide and Seekで位置関係を学ぼう

娘との遊びの記録を残していきます!!

販売終了となってしまうワールドワイドキッズですが、これまでの娘との遊びを記録に残したくて、こちらの記事を書きます。

Stage1のエモーショナルトイでもっとも遊んだ方法について紹介していきます。

ワールドワイドキッズのStage1のエモーショナルトイは2種類あります。

ワールドワイドキッズ公式ホームページより引用掲載
  • 木製のフルーツのおもちゃ
  • Mimiたちのパペット

Stage1ではフルーツ、Mimiたちのパペットがエモーショナルトイについてきますね。今回紹介する遊びはHide and Seekです。娘とこの遊びは4歳現在もときどきしています。そのときは、Mimiたちのパペットが大活躍です!!

左からPepi, Mani, Mimi, Zizi

まだセンテンスで会話できないお子さんが、この先センテンスで発話していくためのヒントをピックアップしました。それでははじめていきましょう!!

Hide and Seekで位置関係を表す前置詞を学ぼう

まずセンテンスの発話を獲得していくには、こちらの英語の発想をインプットしていく必要がありますね。

もっとも基本となる

  • 主語+動詞
  • 主語+動詞+前置詞+名詞

をHide and Seek(かくれんぼ)を通して学んでいきましょう。

Point : 前置詞のイメージは視覚や体性感覚で覚えてしまった方が良いです。その前置詞の持つイメージを学ぶことで、あとにつける名詞に合わせて変化させられますし、句動詞を学ぶときにも有利になります。

この遊びの対象年齢

位置関係の認識を育てることができる遊びです。

2-4歳くらいのお子さんに向いていると思います。

日本語ですでに遊んだことがあれば、取りかかりやすいと思います。

0-1歳くらいの小さなお子さんでも語りかけのひとつとしてHide and Seekはトライしてみてよい遊びだと思います。そのときはパペットをお子さんが探すというゲームにさせるとよいと思います。さまざまな場所に移動するMimiたちのパペットを見せてあげましょう。

この遊びで使う動詞の種類

  • be
  • hide
  • seek
  • play
  • turn
  • find
  • give

この遊びで使う前置詞の種類

  • at
  • on
  • in
  • behind
  • under
  • next to
  • in back of
  • in front of

会話の一例はこちら

遊びと役割を英語で伝えましょう

脳外OTママ

Let’s play hide and seek.

脳外OTママ

You will be Mani. I will be Mimi.

脳外OTママ

First, You will hide. I will seek.

数を数えましょう

あやちゃん

Count 1 to 10.

あやちゃん

1, 2, 3, 4 … 10.

脳外OTママ

Where are you, Mani? Mani?

探す役では、わざと間違うのもインプット・アウトプットのコツ

脳外OTママ

Where is Mani? Under the table? Umm… Under the sofa? In the kitchen? At the door?

脳外OTママ

Where are you? Mani!! Mani!!

あやちゃん

I’m here.

ヒントを英語で与えるのも良いです

脳外OTママ

Where are you? Give me a hint!

あやちゃん

I can see a lot of books. Where am I?

脳外OTママ

I know!! You are next to the book shelf. I found you!!

この遊びで他に学べることは?

この遊びでは役割の伝達ではwillの未来形を使用します。最後に「見つけたよ」のときはfind→foundで過去形に切り替えます。

これらのフレーズはHide and Seekという交代交代で遊ぶことで繰り返し使用され、自然とシンプルなパターンの時制の切り替えも学ぶことができます。

それから、whereという場所を示唆する単語も覚えられますね。

応用パターン

1対1のHide and Seekから参加人数を増やすことです。

探す役を2人にする、隠れる役を2-3人にしてみましょう。内容が複雑になりますので、遊びに慣れてきた場合の応用としてオススメしたい方法です。

このように参加人数を増やすことで、主語をwe, our, us, you, yourなど複数でも使用できることを示していくことができます。

Point : これらの単語を日本語化しないで、まず使ってみることで定着させることが狙いです。

たとえば、「もう目を開けてもいい?」を探す役が2人になると、

Can I open my eyes?

Can we open our eyes? 

に切り替えることができます。

ふたりが同時に同じ場所に隠れていたとして「見つけたよ!!」というときは、

I found you.

と言いますね。youは「あなた」というふうに日本語で理解していると、ここの主語が曖昧になりますね。複数でもyouを使うことをインプットしていくことができます。

あわせて読んで欲しいワールドワイドキッズの絵本

こちらのstage6の絵本はぜひ読んでみてください。語りかけのヒントがつまっています。巻末のイラストも前置詞の表現を学ぶには良いですよ。

まとめ

お子さんが英語の基本的なセンテンスでの表現のルールを学び、前置詞のイメージを体験できるのがこの遊びの狙いです。

お子さんと役割を相談しながらやることで、主体的な発話に結びつけることもできるかもしれません。