クリスマスに親子で読みたい1冊を紹介します
短い特集記事として、6歳娘と読んでいるクリスマス絵本を紹介していきます。
今回は『A Very Corgi Christmas』は、サム・ヘイ(Sam Hay)作、ロレッタ・シェーファー(Loretta Schafer)絵による、心温まるクリスマス絵本についてまとめています。
こちらは、コーギー犬たちが織りなすほっこりした物語を通じて、友情や家族の大切さ、そしてクリスマスの魔法が描かれています。特に、愛らしいコーギー犬のキャラクターと鮮やかなイラストが、読者に温かい感情を抱かせる作品です。
以下にストーリーの概要や特徴などをまとめましたので、ご参考になさってみてください。
ストーリーの概要
物語は、クリスマスイブの夜、コーギー犬たちがサンタクロースの訪れを待ちながら家族と過ごす様子を描いています。コーギーたちはクリスマスの準備をし、家の中を飾りつけたり、お互いにプレゼントを用意したりしながら楽しんでいます。サンタクロースが来る前に、コーギーたちが友情を深め、助け合いながら特別な一日を迎える姿が描かれます。
物語の中で、主人公のコーギーがサンタクロースの手助けをすることになり、その行動が周囲との絆を強め、クリスマスの精神をより深く感じさせてくれます。結末では、クリスマスの魔法とともに温かなメッセージが伝えられ、家族や友情の重要性が強調されます。
魅力的なイラストに惹き込まれる
ロレッタ・シェーファーのイラストは、この絵本の大きな魅力の一つです。彼女の描くコーギー犬たちは非常に愛らしく、どのページも細部に至るまで鮮やかで温かみのある色使いが施されています。冬の景色やクリスマスの飾りつけが細やかに描かれ、見る者を幻想的な世界へと引き込みます。特に、コーギー犬たちの表情や動きがとても魅力的で、物語に深みを与えています。
イラストは、ストーリーの進行に合わせてしっかりと状況や感情を表現しており、言葉を超えて視覚的に物語を伝えています。雪の降る静かな夜の風景や、クリスマスツリーの周りで楽しむシーンは、読者に温かなクリスマスの雰囲気を感じさせます。
この作品のテーマとメッセージ
『A Very Corgi Christmas』は、単なるクリスマスの物語にとどまらず、友情、協力、家族の大切さといった普遍的なテーマを扱っています。主人公のコーギーが、クリスマスを迎える準備をしながら仲間と協力し合う姿勢は、子どもたちに助け合いの大切さを教える良い手本となります。また、物語の中で繰り広げられる無償の愛と優しさは、クリスマスという時期にぴったりのメッセージです。
さらに、この絵本はサンタクロースの登場を待ちながら、夢と期待を抱く子どもたちにぴったりの内容です。物語の中でサンタクロースの役割が描かれることで、クリスマスの魔法と奇跡を信じる心が育まれます。
リズム感のある文章が読みやすい
サム・ヘイの文体は、子どもたちに親しみやすく、リズム感のある言葉が特徴です。物語の進行はスムーズで、読者をぐんぐんと物語に引き込んでいきます。簡潔で分かりやすい文章は、幼い子どもたちにも理解しやすく、読み聞かせに最適です。加えて、繰り返しのフレーズや軽快な言葉遊びがあり、物語にリズム感を与えているので、子どもたちはストーリーを一緒に楽しみながら覚えていくことができます。
まとめ
『A Very Corgi Christmas』は、クリスマスの心温まるメッセージを伝える絵本であり、コーギー犬たちの愛らしさと共に、友情や家族の絆を深く感じさせてくれる作品です。ロレッタ・シェーファーの美しいイラストとサム・ヘイの優しい文体が相まって、どんな読者にも感動を与えるでしょう。クリスマスシーズンにぴったりな一冊であり、親子で楽しむには最適な絵本です。
クリスマスを満喫したい! おうち英語のわが家の過ごし方
この時期になると、毎年わが家では、クリスマスに関連した英語絵本を楽しんだり、ツリーを一緒に飾り付けしたり、サンタさんにクッキーを作ったりと、イベントを満喫しています。
また、今年は対面での英語のクリスマスイベントにも参加して、英語でクリスマスを楽しむ予定にしています。
クリスマス絵本のおすすめ記事はまたアップしていく予定にしています。絵本選びの参考にしていただければさいわいです。
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